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タコ(ポストカード製作)はじめました

これまで、主にtwitterへの投稿を行っていましたが、文字数の制限や、タイムラインの流れが速すぎて、1日も経たず、沈没する帆船のような状態になってしまう事や、催し事の案内など、1つのページで完結する情報伝達手段として、noteを始める事としました。

今回、もうひとつの理由として、新たな試みとして、古い博物図版のオリジナルをスキャンし、シミ除去などの修正を施した画像を用いた、ポストカードの製作状況を報告する目的もあります。

これまでの、古い博物図版などを取り扱うだけにとどまらず、新たな領域にもアプローチしていければと思います。

まずは、第一弾。巨大タコ(クラーケン)の図です。フランスの博物学者である、ピエール・デニス・ド・モンフォールの1802年に出版された頭足類図譜で製作された、一版多色刷りの点描版画を元に製作しました。

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初の試み&印刷用データの作成も今回初めてだったので、無事に出来て一安心。しかし、裁ち落としのマージンをほぼ0にしていたので、今後、同様な仕上がりとなるか心配で、修正実施せねばです。

今回の試みの大きなきっかけは、この災禍の中での生き残りのためです。きっぱりと言い切ります。活動が大きく制限され、かなりシンドイです。

でも、これまでに様々な博物館や、デザイナーの監修によって、製作、販売されているであろう、古い博物画を元に作られたポストカードなどのグッズとは異なる視点や、切り抜くことで、当時の様々な生物などが描かれた版画作品を知り、興味をもってもらおうという考えは3年ほど前からあり、今回のタコの図など、目的をもって入手していました。

今後、3月下旬までに、5種類ほど追加し、6月ころまでに合計で10種類、年内にさらに数種類のラインナップの拡充を計画しています。現在はその候補を選定中です。様々な動物や、植物の古い博物図版から、今現在の視覚情報が氾濫する現在でも、太刀打ちできる物、ポストカードとして、そして、部屋の片隅でも楽しめる物を提供できれば幸いです。

最後に、2021年3月20(土),21(日)日の2日間に、新たな場所(東京都内)での催しを開催予定です。開催概要などは、今後、noteにて案内していきます。

https://twitter.com/dubhejp





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