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古本屋開店日記 ‐DUALBOOKsができるまで‐

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古本屋開店までおおよそ2か月間の日記。人生でそれほど多くないはずの「開店」というドラマを、ドロドロになりながらも前進するしかないというその切実さを、記録しておこう。そう思ってはじ…
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開店日記と創世記 -序-【古本屋開店日記:番外編】

おめでとう、世界。 開店準備中の小樽は銭函エリア、春香山のふもとからお送りする古本屋開店日記。今回は初の番外編ということで、DUAL BOOKs店主の故郷、鹿児島に向かう途中の機内からお送りしております(が、実際に投稿できたのは銭函に帰ってきてからでした)。 さて、開店日記といえば「この世界にあたらしい世界、お店がインストールされる過程を記録するもの」のことですが、それはつまり「この世界にこの世界というものが誕生する過程を記録するもの」との相似性が極めて高いと言えるでしょ