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俺ならこう答える人生案内2/21

 滋賀県、K子さんからお便り頂きました。ありがとうございます。

 自分はまさにその娘さんの立場です。「定職について安定しなさい」と共に暮らす祖母には毎日のように言われます。毎日のことなのでいい加減に返事してしまっている自覚はあります。
 しかしその意見に僕は聞く耳を持っていないのではなく、むしろ十分に理解しているんです。
 僕は何歳まで今の夢に挑戦するかも決めている。それがだめなら定職に就くつもりもある。これはすごい覚悟のある挑戦なんです。その分今に懸けて生きているんです。
 娘さんもきっとそう。劇団の小ささなど関係ありません。なので「食べていけないと自覚しつつも」の文言は娘さんに対して失礼です。僕は読んでいて憤りを覚えました。

 息子さんは一度仕事を辞めてから期間を経て今、再出発を果たしている?ですね。そこは心配ではなく、むしろ評価してあげるべきではないですか?
 見えない将来を悲観する前に、今辿っている成長に目を向けましょうよ。

 年齢も重ねているお子さんです。「こうしなさい、ああしなさい」と説くばかりではなく、「なぜ今そう生きているのか、どう人生設計しているのか」を聴いてあげて下さい。そうすればあなたの心配はきっと解消されると思いますよ。

 自分は去年初めて家を出て、バイトを掛け持ちしながらNSCに通う日々を過ごしました。それはかつてない新しい人との出会いの連続で、心身が疲弊することもありました。そんな中、親や祖父母が肉や米などを送ってくれた時はとても助かりましたし、家族が1番大切な存在だと痛感しました。
 息子さんも職場の人間関係で一度退職なさっているということで家族、特にお母さんの優しさは身に染みているはずですよ。

 まぁ、僕普段お菓子は食べないんで、祖母が大量に駄菓子を送ってくれた時は一切手をつけずにバイト先で全て配りましたけどね。

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