俺ならこう答える人生案内2/26

　東京都、B子さんからお便り頂きました。ありがとうございます。

　ということは彼はまだあなたの経済的な援助も受けている中でその発言をなされたんですね。とにかく、援助の有無など関係なく彼は感謝の心を忘れてしまっているのが良くないです。しかし、誰しもにそんな時はありますよね。

　彼はあなたや家族をこそリスペクトし、感謝の心を思い出さねばなりません。
　自ら起業し生活しているうちに、周りの方々を見えなくなってきているのかもしれません。あるいは見る余裕がなくなってしまっているのかもしれません。裏を返せば、そのくらい真っ直ぐに自分の道を突き進んでいるとも捉えられます。
　でも、生きていたらそのうち必ず気付けると思います。良いことにも悪いことにも、行動には全て報いがあるからです。
　待ちましょう。

　
　僕は今、とても感謝している方がいます。通っているトレーニングジムの師匠です。今年初めてボディービルの大会に挑戦し、右も左も分からないところを手取り足取り教えて頂きました。師匠の指導のおかげで一から成長することが出来、とても感謝しています。

　例えば師匠は様々なトレーニング用具を教えてくれました。
　その中には僕が使っていなかったものがあり、さらにはそのマジックテープの位置を仕立て屋で少し変えてもらうとより使いやすくなる、という秘伝の技まで教授して頂きました。
　高くついても自分のためならと、僕はネットでその用具を5000円で買い、仕立て屋で3000円かけて本当にそれを用意しました。
　そしていざジムで師匠に使用法の指導を仰ぐと、「君の足をガチガチに固定するから捕まってなさい。」と、師匠は僕の膝にそのギアを強く巻きました。強く、強く巻きました。しかしあまりに強く巻いたため、ギアのマジックテープが全て剥がれてしまったんです。
　一度も使わぬうちに、僕は再び仕立て屋に直しに行くことになったんです。
　
　自腹でした。
　
　「これではあまりにもろい、そんなもんじゃない。」師匠はキレていました。

　師匠には本当に感謝しています。