俺ならこう答える人生案内2/23

　和歌山県、M子さんからお便り頂きました。ありがとうございます。

　長いこと尾を引いているんですね。
　お母さんはもしかしたら彼に対して、結婚の挨拶の前にまずその件の謝罪を求めているのかもしれません。
　確かに時間は経っていますし、あなたからは謝罪もしていますが、彼に対して「裏切られた」という気持ちを抱えてしまってきているのかもしれません。
　これが解決策になるとは分かりませんが、まずその件についてお母さんとあなただけではなく彼も含めた話し合いをしてみてはどうでしょう。彼からも誠意を持って謝罪をすれば、お母さんの心も動いてくれるのではないでしょうか。
　なんとかお母さんとの関係性が修復し、あなたが彼と結婚できることを祈っています。

　学生がカップルで旅行する時たいてい親に伝えるのが恥ずかしくてそう嘘をついてしまいますよね。それにしてもあの嘘、なんで絶対バレるんですかね。親のネットワークってすごいです。

　僕は高校時、自分がインフルエンザになってから次々に仲間に感染し、“インフルエンザの集団感染の引き金になった”として部活の顧問に厳しく怒られ、罰として練習に行けない期間がありました。（バッハ会長がタイムスリップ出来るならあの指導法を注意して欲しいです笑）
　親に伝えるのはあまりに情けないので、僕はその期間部活の用具を持っていつも通りの時間になれば出かけていました。河原などで時間を潰し、少しユニフォームを汚すなどして帰る、そんな日々を2週間ほど送りました。
　しかし、ある日親が心配そうに僕の帰りを玄関で待っていました。部活の親同士のネットワークで情報が回ってきて事情を知ったそうです。そんな良からぬことでも親同士はお構いなしに喋るんです。
　どろどろのユニフォームをバッグに入れた僕は不甲斐なく、言葉が出ませんでした。
　あの瞬間ほど親のネットワークを恨んだことはありません（笑）