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ニホンミツバチを飼う

こんにちは。MIDORIです。7回目は私が今年初めて成功している養蜂のお話しです。

ずっとやりたかった、山に住む、山蜂こと、ニホンミツバチの養蜂です。


私の祖父宅は人里離れた限界集落にあります。そこには、ずっと山蜂がいて、春も過ぎる頃になると、蜂飼いさんが分蜂の時期を狙い、巣箱置かせてくださいね。と、3つくらい山の入り口あたりに巣箱を設置していくのです。
わたしも蜂飼いさんと顔を合わせる事が多くなり、養蜂に興味を持っている事を知っていたからか、今年、巣箱を設置しに来た時、毎年入る所の巣箱にもし蜂が入ったら、それは私がもらっていいよ。と巣箱を置いて行ってくれたのです。

そして、やはり、今年もそこに蜂が入ったのです。これはどう考えても今年1番の、ここ数年で1番のプレゼントでした。

蜂を飼うにあたり、問題なのは巣箱の設置場所。山と隣接するが故、熊と蜜の取り合いは不可避なのです。そのため、電柵の使用は必須。しかし、私は巣箱一つのために電柵を使いたくなく、どこで蜂を飼うか考えた結果、小屋の2階で飼う方法を選びました。

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写真では見えにくいですが、2階の窓の奥の方に置いてある重箱状のものが巣箱です。蜂飼いの先生にも、褒めていただき、大満足でのスタートです。

がしかし、蜂の数が増えるにつれ、箱を足していくのですが、その作業の大変なこと。毎回先生に来てもらうのですが、申し訳ないほどの作業量と危なさ。採蜜の時には蜜の部分だけでも持てず、蜜を取った後の箱でさえ一人で移動することができませんでした。この方法はどうにか変えなければいけないなと、今はそればかり考えています。反省。自分で養蜂しているつもりが、先生なしでは何もできていなかった事を痛感しました。そして、電柵も選択肢の一つとして受け入れられるようになりました。(まだ使わなくていい方法を考え中ですが。笑)

箱をいただいて4ヶ月。無事に採れた蜂蜜は本当に美味しく、蜂様に感謝です。

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何故かわからないけど、甘みについて時々思いを巡らす事があります。ジャマイカでサトウキビをかじった時、白樺から取った樹液を飲んだ時、そのものの甘みを味わい、これをあんなに甘くするのかと。樹液を煮詰めて糖度を高めた後の量の少なさに驚嘆しました。そう考えると、蜂たちは糖度を高める作業をあんなに小さな体で、しているのかと。蜂蜜は本当にすごい産物だと思うのです。

大事に味わいたいと思います。

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