学びの振り返り〜就活から終活へ

こんにちは、大志です。
今日(2023/11/24)は愛知県内の公立学校が
「県民の日学校ホリデー」でお休みになりました。
今年から制定された「11月27日あいち県民の日」制度に
伴うものだとのことでしたが、この他にも愛知県は今年から
『ラーケーション』(ラーニング+バケーション)という
「子どもが学校を休んでも欠席扱いにならない制度」を
導入しています。僕はすごくいいことなんじゃないかと
思うのですが、名古屋市の河村市長はこの制度に反対していて、
愛知県内で名古屋市だけがこの制度の導入がされていないという
状況です。キャリア教育にはとても力を入れている名古屋市ですが、
いざ愛知県主導となると、すんなりと受け入れられないようです。
なかなか難しいですね。

さて、昨夜(11/23)はオンラインで勉強会に参加しました。
『就活から終活へのキャリアカウンセリング』という
テーマでしたが、最初から最後まで『つながり』を強く感じた
ひとときとなりました。

講師の堂山智子さんはキャリアコンサルタントとして
活躍されていて、エニアグラムも学んでらっしゃるとのことでした。
人は誰でもいつかは死ぬ、という当たり前の事実を
丁寧に見つめて、『生きているうちに、私は何をしたいのか』
『何を残せるのか』『ずっと前にお別れした大切なひとに
伝えたかった想いを伝えきるためにはどうすればよいか』など、
僕自身の大切にしている人生観、価値観とぴったり一致する
ようなお話が多く、自分の心が深いところまで掘り起こされて
まぜまぜされているような心地よさを感じていました。

寿命があと5年だとすると、何がしたいか、という
問いかけがありました。
講師の堂山さんは、ずっと昔から長編小説が書きたいと
思っていたのを、最近noteの場を活用して実現されたそうです。
「僕もつい数日前noteを書きはじめたんですよ!!」と
画面越しに叫び出しそうになりました。
自分は何がしたいかなぁ・・・しばらく考えて浮かんできたのは
『プリンスエドワード島に行きたいなあ』
でした。赤毛のアンの舞台となったカナダにある島です。
高校生の時、英語の教科書に出てきたことがきっかけで、
村岡花子さんが翻訳された新潮文庫の本を読んだのですが、
その時からずっと、いつかアンと同じ風景を見たいと
思っていたことを、突然はっきりと思い出すことができたのです。
グループワークでそのことを夢中になって話したところ、
一人の方が、「私、プリンスエドワード島に行ったことが
ありますよ」と言ってその場ですぐZOOMの背景を島の写真に
差し替えてくれました。『そんなことってある!?』と
本気でびっくりしました。(グループワークたった4人の中に
行ったことがある人がいるんですよ!?)
こんな感じで自分の記憶や思い出、願っていたことが次々と
リンクしていく不思議な、そしてこの上なく充実した時間を
過ごしました。

『ポプラの秋』また読み返したくなりました。