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兼六園本舗 高砂屋 〜和菓子大好き

こんにちは、大志です。

もう完全に和菓子ブログと化しつつある
この記事ですが、今回もお付き合い下さい。

金沢にある石川県立図書館に行った後、
香林坊(金沢の中心街)までゆっくり
歩いていたら偶然見つけた和菓子屋さん。
『兼六園本舗 高砂屋』

最近はお店を見るだけで美味しい和菓子が
あるかどうかがわかるようになって
来ました(←ホンマかいな( T_T)\(^-^ ))

金沢、そして石川県といえば、加賀百万石。
戦国の名将前田利家から連なる前田家が
江戸時代から明治維新まで治めていた地域
ですが、名古屋と同じように茶の湯文化が
盛んだったため、和菓子づくりも奨励された
とのことでした。(利家は尾張生まれ!)

僕は旅行に来たときは地元の和菓子屋さんに
寄りたいと思っています。
今流行りの、とか売れ筋の、というスイーツは
おしゃれな洋菓子が多いのだと思いますが、
地域に根ざした老舗の和菓子屋さん
にはご先祖から受け継いできた伝統や
歴史が色濃く残っています。

高砂屋さんのおかみさんと話していると、
「このお菓子は鏡花(泉鏡花)先生が
とてもお好きだったんですよ」とか、
「これは犀星さん(室生犀星)を偲んで
作られたのよ」
「四季折々でデザインを変えていて、
夢二さん(竹久夢二)の絵をモチーフに
しているのよ」
という感じで、歴史の教科書に載っている
ような文化人が和菓子屋さんと日常で
密接につながっていたことが
よく分かりました。僕は高砂屋さんみたいに
派手さはないけれど、先祖から受け継いだ
伝統や味を大切に守り続けているお店に
対して心から尊いと思いますし、これからも
ずっと続いて欲しいなと思っています。

っとここまで書いてきて肝心の食レポが
まだでしたね。実はまだひとくちも
食べていないので、それはまた次回の
お楽しみ、ということで。

お店の佇まいからビビビときました(古い?)