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デイトレ隊長のADXツール

なぜゆえADX!?

ADXはAvarage Directional Movement Indexという名でMT4に標準搭載されていますが、日本ではどちらかと言うとマイナーなインジケータです…😢(欧州ではメジャーらしい)

有名なインジケータとして移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、RCIなどありますが、ADXと比較すると面白い発見がありました…それは計算式の元になる情報(値)です。

上記の有名なインジケータはローソク足の終値を元にそれぞれ違った計算式で計算されチャート画面上に表示されます。
1本のローソク足から1つの情報(終値)しか得ていない訳です。

対するADXですが計算式こそかなり複雑ですがローソク足の終値に加え、高値、安値を元に計算されています。
1本のローソク足から3つも情報(高値、安値、終値)を得ている訳です。(他にも一目均衡表やストキャスティクスなど高値、安値、終値を元に計算されているインジケータはありますが、またちょっと違います。)

多くの情報を得ているから必ずしも良いという訳ではありませんが、ローソク足をしっかりと分析しており、ADX開発者であるJWワイルダーさん自身も「これまでで最も魅了された研究である」と述べています。

私自身、裁量でエントリータイミングを計る際にもADXを活用しており、このインジケータ単体でも優秀であることに変わりありません。

さて下図はEURUSD1時間足チャート画面にボリンジャーバンド、ADXをデフォルトで表示した画面になります。

トレンドの強さを表すADXラインは黄色、上昇の強さを表す+DIラインはピンク色、下降の強さを表す-DIラインは水色で表示しています。

赤色の縦線間に注目するとEURUSDは下降トレンドを形成しており、黄色のADXラインが上昇しています。
このADXライン上昇=トレンドが発生している状況と定義し、中長期足(ここでは1時間足)のトレンドを短期足を使いスキャルピング〜デイトレで狙っていくトレンドフォロースタイルになります。

前回のバンドウォークバージョンではバンドウォーク=トレンドが発生している状況と定義していましたが、上のチャート画面ではバンドウォークが起こるよりも数本早くADXが反応している事がわかると思います。

一般的なADXの使い方としてはADXラインの値が25を超えているとトレンドが発生している状況で、例えADXラインが上昇から下降へと転換しても値が25以上であればトレンドは継続していると判断されるらしいです…知らんけどwww

という訳でADXはトレンドの強弱を分析するには最適なインジケータだという事がわかります。というか元々そういうインジケータです。

わかってもらえたかな?
わからない?
どうでも良い🤣🤣🤣

ADXツールの見方

上図は1時間足のADXツールになります。各通貨間に矢印が表示されていますが、この矢印こそが先程説明したADXライン上昇(トレンドが発生している状況)を意味します。
逆に矢印が表示されていない通貨間ではADXラインが下降しています。

ADXツールではADXラインの値は加味していない為、25以上でも以下でもADXラインが上昇(水平含む)しているのであれば矢印が表示される仕様となっています。

また矢印が集まってる通貨を強い通貨、矢印が出ていっている通貨を弱い通貨と判断する事もできます。

()内の数値は+DIと-DIの上昇、水平、下降を各通貨分ポイント化したもので、矢印よりも早く反応しますがダマシとなる事も当然あります。この()内の数値によって矢印はグレー、黄色、オレンジ、赤と変化していきます。(色はパラメータ設定で変更可能)

これらの事をふまえて上図のADXツールから判断できる事はNZDUSDをショート目線で狙っていく⤵という事になります。
下図のようにゲイスキャサインもしっかりと利確サインまで獲れていますね👍

パラメータ設定

基本的には上記の通りです。

時間足のcurrent設定はツールを表示しているチャート画面の時間足になります。
1時間足チャート画面であれば1時間足のADXツールが表示されます。
5分足チャート画面に1時間足のADXツールを表示させたい場合は1 Hour設定にして下さい。

ADX下降時集計をtrue設定にすると矢印(ADXライン上昇)が無効となり、ただの強弱仕様となる為、false設定のままでお願いします。

その他ツールの表示サイズや表示位置など自由に変更できます。

またパラメータ設定ではありませんが表示するチャート画面は縮尺を最小にして下さい。縮尺を大きくするとツールの矢印が崩れてしまいます。

注意事項

ADXツールは環境認識の為のツールになりますので1時間足以上での使用を推奨します。

また使ってみるとわかりますがローソク足が形成されるタイミング(1時間足なら1時間毎)で大きく変化します。
15時55分にはオレンジの矢印でGBPJPYロング目線だったけど16時00分になったら色がグレーに戻っちゃった…という事もありますので注意して下さい。

当然ながらこのツールを使ってパーフェクトな環境認識ができる訳ではありませんが、1つの道具として使用の際は自己責任でお願いします。

最後に

ADXツールはHTさんに作成して頂きました。(元になったツールのURLを載せておきますので参考にして下さい) 


作成当初はバタバタしており使いこなす間もなく、すぐにお蔵入りとなってしまいました。専業トレーダー期間も一切使用していません。
ただ適当に作った訳ではなく誰でも簡単にゲイスキャの力を最大限発揮できるように…トレンドフォローに最適な環境認識に加え、通貨強弱、通貨ペア選択など考えて考えて作ったつもりです。

今では自分にとって欠かせないツールとなりましたが、もし専業トレーダーとしてチャレンジしていた頃に戻れたら、このADXツールを使いこなせていれば、今とはまた違った状況になっていたかも知れません…
タラレバですがそう思わせるくらいこれまで作成して頂いたツールの中でもNo.1であり信頼できるツールとして仕上がっています。

ADXツールを無料ダウンロードする

一貫性のある環境認識ができれば、エントリータイミングを計るロジックや手法は何でも良いと思います。

利確は正義💰💰💰
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです❣


おまけ🍬

・スキャルピング〜デイトレ編

上図は2021年9月20日(月)15時49分頃の1時間足ADXツールの状況です。

JPYに矢印が集まっており、円が買われている(円が強い)と判断できます。

ここからさらに買われるかはわかりませんが、GBPJPYとCADJPYにてオレンジの矢印が出ていますのでショート目線で見ていきます👀

下図は15時50分(MT4時間09時50分)から3時間ほど経過したGBPJPYとCADJPYの5分足チャート画面になります。

CADJPYは含み損となる局面もありましたが両通貨ペアともそれなりに落ちてくれたと思います⤵(その後さらに下降しました✌)

・デイトレ〜スイング編

日足のADXツールでEURCADがショート目線でした。

お試しスイングという事で0.01lotでエントリーした時のチャート画面です📷

スイングと言いつつその日の内に決済してしまいましたが…😅

その後のEURCADのチャート画面ですがしっかりと下降トレンドを形成してくれました💹


最近の事例を追加💹
2021年11月24日10時頃のADXツールの状況です。

右下のD1(日足)で矢印に色はついていませんがNZDUSDショート目線、1時間足で戻り売りになるだろうと勝手なシナリオをたてlotを落とし(今回は0.01lotではない)ショートしておやすみ〜💤

夕方起きたら利確されてて結局デイトレwww

スイングだとどこに指値入れていいんかわからんです🤔

そして土曜の朝、どこまで下がったのか見てみると…

ひゃ〜🤪

日足ADXツールの検証が全然足らんです…
頑張ります📝

このようにうまくいく時はいきますし、ダメな時はダメですwww

以上、おまけでした🍬

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