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伊達開来高校での「だて学」に今年もpart2

2024-04-23    伊達開来高校3年生で理工分野を選択した20名の生徒と、伊達開来高校の独自科目「だて学」で今年もともに学ぶ時間を共有します。「だて学」は3年生の必修科目で、歴史ある伊達市の伝統と文化を学び、複数の分野に分かれて、主に伊達市を題材に探究的な学びを進める科目です。

今回は、地元の金融機関から、なんと伊達信用金庫理事長の舘崎さんをお招きして、「脱炭素と経済」というタイトルで講演しました。経済って何?金融機関のお金(人間で例えると血液)の貸し方は?ICT農業支援を7年間おこなってきた内容など、西いぶり各地から通学している生徒さんの地元の情報を織り交ぜながら、生徒だけでなく傍聴者全員を巻き込んでの楽しい対話の時間でした。最後の「皆さんが将来、サケのように戻ってこれる、戻ってきたくなる街にする」とのメッセージが印象的でした。生徒や傍聴者からは「融資する上での条件は?」「脱炭素の経済界への浸透度合いは?」といった質問があり、舘崎さんや随行していた伊達信用金庫の松岡さんから、「例えば、お友達にお金を貸して、と言われてたら何を気にする?」というたとえ話を交えて、わかりやすい説明がありました。次回からは生徒たちがグループにわかれて、各グループで取り組む内容の設定プロセスがいよいよはじまります。今年はどんなテーマが出てくるのか楽しみです。(山中)

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