Illustratorの2つの「ぼかし」効果

昨日（3月11日）、CC道場 #341​「Illustrator基礎固め！トレース&加工テクニック編」が開催されました。

その中で、北村 崇さんがIllustratorの2つの「ぼかし」効果の違いについて言及されていました。なるほど！とツイートしたのですが、

.@tah_timing さんが紹介されていた
Illustratorの2つの「ぼかし」の違い#ccdojo pic.twitter.com/wj3pRAnwRu

— DTP Transit (@DTP_Transit) March 11, 2021

@kamise さんからツッコミいただきました。

これ間違ってる、周りだけボケると全部ボケるだよ https://t.co/6EvcGogQmF

— kamiseto_g (@kamise) March 11, 2021

なるほど、ビットマップですと大きな差があります。

一方、パターン（ベクター）の場合には、パスのエッジがボケることによって、結果として（いずれも）全体がボケます。

すると、宮澤さんから、さらに補足いただきました。

Illustrator 効果のぼかしって使う機会があまりないけど、結構おもしろいんですよね。
実際は「オブジェクトの色が付いている部分と透明部分の境界線を内側にぼかす」感じ。だから、グループ化するとパス同士重なった部分はボケない。 #Illustrator https://t.co/0ZBI9LPdGy pic.twitter.com/lPG4lzhcMz

— 宮澤聖二｜三階ラボ (@onthehead) March 12, 2021

で、「透明部分との境界線」ってのも重要で、グループ化して全体をぼかしたオブジェクト場合、
グループ内の一番下にあるオブジェクトの不透明度を下げていくと不透明度が「0」になった瞬間に前面のオブジェクトがボケる。 #Illustrator pic.twitter.com/DHj7zh2yvf

— 宮澤聖二｜三階ラボ (@onthehead) March 12, 2021

うーん、深い。

プラグイン「XtreamPath2」に入っている「Live ぼかしパス」もオススメです。

Illustratorプラグイン・デザイン作業を半減！【XtreamPath2】