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InDesignでのページ移動

InDesignでのページ移動について

ページ番号にスタイルを適用しているときのページ移動

InDesignでページ番号の[スタイル]を「001, 002, 003…」にすることがあります。

その際、[ページへ移動]ダイアログボックス(⌘ + J)を表示して、「2」と入れると…

「指定したページ番号は見つかりません」というアラートが出てしまいます。

その場合には「+」を付けて「+2」のように入力します。

なお、上記のアラートを読み解くと、次のようなケースでの対応例を解説されています。

  • 代替レイアウトを指定している場合
    「iPad H:1」のようにレイアウト名とコロンを付ける

  • セクション番号を指定している場合
    「a1」のようにセクションプレフィックスを付ける

  • 絶対ページ番号を使いたい場合:+を付ける


「+」を入れるのが面倒い

⌘ + Jのダブルタップ(⌘キーを押しながらJキーを2回ポンポンと押す)で「+」がテキストとして入力されるように次のようにKeyboard Maestroマクロを設定します。

  1. [ページへ移動]ダイアログボックスが開くのを待つ

  2. 「+」をペースト

  3. 「+」をクリップボード履歴から削除

ダブルタップを設定するときには、シングルタップ用のマクロも必要になります。こちらは単純に「⌘ + Jキーで[レイアウト]メニューの[ページ移動…]を開く」ように設定します。

小さいまとめ

  • ⌘ + Jで[ページ移動]ダイアログボックスが開く

  • もう一度、Jキーをタップ:「+」が入る

当初、必ず、Jキーを入れるようにしていたのですが、それはそれで不便だよね、とご指摘いただき、調整しました。


別のアプローチ

「こうなっているといいでしょ!!」っていうスクリプトを使っている方がいました。親ページにもサクっと移動できます。

スクリプトと解説はこちらから(英語)。


Acrobatでのページ移動(ページ指定)

Acrobatでのページ移動のキーボードショートカットは⌘ + shift + Nキーです。

InDesignとAcrobatを同時に開くことが多いため、ページ移動のキーボードショートカットは揃っているのが望ましいです。

Keyboard Maestroを使って、Acrobatの[ページ指定]に⌘ + Jを指定しまいましょう。


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