直しに強いデータ作りのための「Sync & Live」というフレームワーク
デザイン作業で避けられない「直し」。レビューへの対応だけでなく、ブラッシュアップしていく過程でも必要です。
いかに直しに強いデータを作れるかはロングスパンで見ると、大きさな差が出ます。
そこで考えたいのが「Sync & Live」というフレームワーク。私(鷹野 @swwwitch)が勝手に提唱しているものです。
ライブ
後から何度でも修正可能にしておくこと。 「仮」の状態であり、非破壊と呼ぶこともあります。
• アピアランス
• ライブシェイプ(ライブコーナー)
• ライブペイント
• 複合シェイプ(パスファインダーを仮に適用した状態)
を代表に、次の機能もライブといえます。
• マスク(クリッピングマスク、グループの抜き、不透明マスク)
• 文字タッチツール
• OpenTypeオプション
• ブレンド
• グラフ
シンク
何か修正したら一括で更新されること。親子関係と呼んでもよいでしょう。
• グラフィックスタイル
• シンボル(9スライス、ダイナミックシンボル)
• グローバルカラー
• 段落スタイル/文字スタイル
• 合成フォント
• ブラシ
• パターン
• CCライブラリ
ライブとシンクの接点
「ライブ」と「シンク」のグループで唯一、接点があるのがグラフィックスタイルとアピアランスです。
アピアランスは、グラフィックスタイルとして活用することで完結するといえます。
英語バージョン
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