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Illustratorの[グリッドに分割]を拡張するKeyboard Maestroマクロ(パレット)

Illustratorの[グリッドに分割]を使うと、オブジェクトを分割できます。

  • [行]数や[列]数を指定すると、[高さ]や[幅]は自動計算

  • [間隔]の指定も可能

Illustrator 2018までは[段組設定]という名称でした。



とても重宝する機能ですが、次のような懸念ポイントがあります。

  • キーボードショートカットが用意されていない(自分で設定すればよいのですが…)

  • 分割後、「中心」が消失してしまう

「中心」は[属性]パネルでON/OFFします。

特に「中心」は整列のガイドとして重要です。

[グリッドに分割]から「中心」を表示をアクションに登録する

[グリッドに分割]から「中心」を表示はアクションに登録できます。

  • [間隔]の値を記憶する

  • オブジェクトの大きさは、そもそも記憶しない

念のためですが…

  • 行数が「1」の場合、[行間隔]は無視する

  • [グリッドに分割]ダイアログボックスには[テキストの方向]を設定する箇所はない(過去に[段組設定]だったときの名残?)

Keyboard Maestroのパレット化

アクションに登録できるといっても面倒ですので、Keyboard Maestroのパレット化しました。

「ガター」(gutter)は[間隔]のことです。
  • ガターなし上下の場合には、option + shiftキーを押しながら2キーをダブルタップします。

  • ガターありのときの[間隔]は20pxです。これは変更できません。

  • 「First Class」は12行18列に分割します。由来はドラマ。

ダウンロード

「アクションに登録できる」と言われても面倒です。代わりに設定しておきました。

アクション

Keyboard Maestroをお使いでない方は、アクションをダウンロードしてください。

  • ご自身でキーボードショートカットを設定

  • [ボタンモード]にしてクリックで利用


Keyboard Maestroマクロ(お試し版)

3つのマクロが入っています。MaestroPackが必要です。

  • shift + 2で左右2分割

  • shift + 2をダブルタップで上下2分割

  • shift + 1で合体(円も長方形になる)


Keyboard Maestroパレット

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