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セミナーイベントに関するインボイス対応の領収書発行について

Doorkeeperからの領収書発行

これまでDTP TransitおよびCSS Niteのセミナーイベントでは「領収書はDoorkeeperから発行なさってください」と案内してきました。

次のような領収書が生成されます。
「宛名」および「但」は編集可能です。

Doorkeeperから発行される領収書には消費税率インボイス登録番号の記載がありませんが、10%の内税として計算して問題ないでしょう。

金額が金額ですので、税務署から否認されることはまずないと考えられます。

インボイス対応の領収書の発行

Doorkeeperに問い合わせたところ、次のような回答でした。

弊社は、「インボイス発行事業者」に登録をしておらず、適格請求書の発行ができかねます。

Doorkeeperからの領収書では困る方向けに、2023年10月6日の開催分から、次を記載した請求書と領収書を発行します。

  • 登録番号

  • 適用税率

  • 税率ごとに区分した消費税額等

発行者の「株式会社スイッチ」はDTP TransitおよびCSS Niteの運営会社で〈インボイス発行事業者〉です。

ただし、次のようにさせていただきます。

  • 発行日:イベントの開催日

  • 宛名:無記名

イベント翌日に一斉メールをお送りしますので、各自ダウンロードをお願いします(PDFへのリンク先をお知らせします)。

なお、ダウンロード期間は1週間とします。
期間内の対応をお願いします!

発行日を実際に支払った日にして欲しい

税務署に相談したところ、次のような回答でした。

実際にサービスが実行される日と支払日が著しく離れていなければ問題ない

宛名を記載して欲しい

インボイス制度電話相談センターと所轄税務署に相談したところ、次のような回答でした。

「不特定かつ多数の者と取引する一定の事業」である場合には、請求書等の相手先の名称の記載は不要となっています。
なお、適格簡易請求書は電子データによる交付も可とされています。

インボイス番号を事前に知りたい

こちらです(株式会社スイッチ)。

T2011801015968

それでも、宛名の明記、希望する日付で領収書が欲しい

「アーカイブ視聴(会社として申し込み、社内で共有)」のチケットを購入いただいている場合のみ、個別対応いたします。

ただ、正直なところ、対応しきれないので、なるべく発行しないで済むように社内調整くださいますと幸いです。

企業の軽費で参加なさっている方は「年間協賛いただく」という方向性もあります。

少額特例

2029年までは「少額特例」という制度もあります。

  • 少額(税込1万円未満)の課税仕入れについて、インボイスの保存を不要とする

  • 基準期間における課税売上高が1億円以下又は特定期間における課税売上高が5千万円以下の事業者が、適用対象者

ご参考


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