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Keyboard Maestroでファイルが存在するかどうかを判定する

ライブ配信に使っているEcamm Live.appというアプリケーションは、新バージョンにリリース間際に完成度の高いベータ版(Ecamm Live Beta.app)も提供しています。

そのため、ある期間のみ、「アプリケーション」フォルダー内には2つのアプリケーションが並んでいます。

  • Ecamm Live.app

  • Ecamm Live Beta.app

頻度高く使うアプリケーションは、キーボードショートカットで起動していますが、これら2つのアプリケーションに別のキーボードショートカットを与えるのはスマートでありません。

Keyboard Maestroで「Ecamm Live Beta.appがあったらベータ版、ないときには通常版を起動する」マクロについて考えてみました。

Path Condition

「If Then Else」アクションを挿入し、[Path Condition]を指定します。

デフォルトでは「something exists」(何かある)が指定されます。

ファイルを

Finderから空欄に、ファイルをドラッグ&ドロップすると「currently true」(現状では「正」)と判定されます。

アプリはfileと見なさない

アプリケーションのパスを入力し、「a file exists」に変更すると、「currently false」(現状では「偽」)と判定されてしまいます。

「a folder exists」に変更すると、「currently true」(現状では「正」)と判定されます。

よくよく考えてみると、アプリケーションそのものはファイルのように見えていますが、パッケージされたフォルダーなんですよね…

something exists?

file/folderの見極めをするまでもなく、指定したパスにファイルまたはフォルダーが存在するときに使うのが「something exists」です。

「something exists」がデフォルト値になっていることに腹落ちしました。


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