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「左上欠け+ナナメの罫線」をアピアランスで

“あしらい”として見かける「左上欠け+ナナメの罫線」、アピアランスで実装してみました。

ロジック

塗り属性をマスクしたい形にこねて、[パスファインダー(切り抜き)]効果でマスクします。

グループ化後、線属性をこねてナナメの線に

グループ化せず、1つのアピアランスでも可能といえば可能ですが、線幅を調整するごとに位置調整が煩雑なので却下。

別バージョン(1)線だけで

線2本で実装するバージョンです。

線幅ツールを使えば、片方だけ太らせることができます。

[線幅ポイントを編集]ダイアログボックスは、
[線幅ツール]でアンカーポイントをダブルクリックします。

[形状に変換(長方形)]効果で生成した長方形と、[パスファインダー(前面オブジェクトで型抜き)]効果でマスクの図形を作成します。

グループ化後、[パスファインダー(切り抜き)]効果でマスクします。

グループ化前にコピーしておいたパスを同じ位置にペーストし、線幅などを設定します。

2本のパスが存在しますが、[ダイレクト選択ツール]で2つのアンカーポイントをドラッグして角度を変更できます。

別バージョン(2)グラデーション

次のようにグラデーションを設定することで部分的に透明にできます。

  • 0%、不透明度0、白(何色でもOK)

  • 25%、不透明度0、白(何色でもOK)

  • 25%、不透明度100、黒

  • 100%、不透明度100、黒

角度変更の際、勘で合わせなければなりませんが
グループ化せず、1つのオブジェクトで完結できます。

ポイント

  • 便宜的に25%にしていますが、ぴったりと切れ目に合わせなくても透明になればOK

  • グラデーションの角度(図では「-55°」)と、[変形]効果の角度は直角になるように

使いどころ

弥七ファクトリーさんにコメントいただきました。なるほど!

こういうことですね。

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