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画像、ベクターアートワーク、テキスト、それぞれマスクしたものにフチを付けるアピアランス
非常に地味なのですが、「うっすらと枠を付けたい」ことが多々ありまして、これについてまとめてみました。
画像、ベクターアート、テキスト、それぞれマスクしたものにフチを付けるアピアランス
— DTP Transit (@DTP_Transit) April 17, 2023
個別に用意していたけれど、ひとつのグラフィックスタイルで取り回すのがよさそう。#アピアランス100本ノック #常用アピアランス pic.twitter.com/ja1aTewgni
配置画像(⾓版)
線属性に[オブジェクトのアウトライン]効果を適用します。
[パスファインダー(追加)]効果を付けるとオブジェクトのエッジを基準に内側・外側に太り、合計すると指定した線幅になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681753016190-SKNWrh7wox.png?width=800)
[パスファインダー(追加)]効果がないと、内側のみに表示され、指定した線幅の半分の太さになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681753019203-2FXgoSdhIL.png?width=800)
長方形でマスクを設定した場合
線属性に[パスファインダー(中マド)]効果を適用します。
[角を丸く]効果を適用すると、画像を含め、角丸にトリミングされます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681753028773-WMf89T3AeJ.png?width=800)
多角形でマスクを設定した場合
線属性に[パスファインダー(中マド)]効果を適用します。
[角を丸く]効果を適用すると、長方形の場合と異なり、線の外側のみが丸くなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681753248400-y7omkEv1jG.png?width=800)
マスク領域に画像が満たない場合
当然ながら、画像のない部分は透けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681753432879-Ra2CXSFSnF.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1681785463847-G8WYtV5egW.png?width=800)
透過させたくない場合(1)
線属性を使う場合には、次を適用します。
[パスファインダー(中マド)]効果
[パスのアウトライン]効果
[パスファインダー(合流)]効果
[パスファインダー(追加)]効果
![](https://assets.st-note.com/img/1681753750822-TTlsZUCvFs.png?width=800)
円であっても同様です。
![](https://assets.st-note.com/img/1681753969433-jhTVvgz3QJ.png?width=800)
透過させたくない場合(2)
塗り属性を使う場合には、次の2つを適用します。
[パスファインダー(中マド)]効果
[パスファインダー(追加)]効果
![](https://assets.st-note.com/img/1681785505136-GNWjYwXjLh.png?width=800)
グラデーションにも対応できる塗り属性がよさそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681785562451-nZzObFouRm.png?width=800)
ベクターアートワークの場合
ベクターアートワークは、ビットマップ画像へのマスクと同様です。
![](https://assets.st-note.com/img/1681754122989-B2ixHo8RRZ.png?width=800)
ただし、[角を丸くする]効果を適用すると、アートワークが狂ってしまうので注意しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1681754202049-631SiE7tiZ.png?width=800)
テキストの場合
線属性の上に[パスファインダー(分割)]効果が必要です。
透過に関しては、ビットマップ画像へのマスクと同様です。
![](https://assets.st-note.com/img/1681754321350-l599cp1DUv.png?width=800)
“大は小を兼ねる”式
毎回アピアランスを設定するのは面倒ですし、「この場合は〜」の管理も気が重いです。そこで、“大は小を兼ねる”式で1つのグラフィックスタイルで使い回します。
覚えておくべきポイントは次の3つです。
マスクを適用していない配置画像のみ、線属性+[オブジェクトのアウトライン]効果
ベクターアートワークのときには、[角を丸くする]効果はNG
テキストのときには、[パスファインダー(分割)]効果を適用
![](https://assets.st-note.com/img/1681786159122-HR7L7lVwLP.png?width=800)
副産物
[オブジェクトのアウトライン]効果を適用した線属性は、マスクの非対象の形状を描画します。
これを利用して、「マスクの結果、画像のここだけを表示している」を示すときに使えそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681785806015-Yd0rNiwrKk.png?width=800)
備考
もう少し凝ったものを追求されたい方は、とよとよさんのクリッピングマスクフレームセットをご覧ください!
ダウンロード
練習素材とグラフィックスタイルです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681755594504-jzGKKsz3Ko.png?width=800)
2023年4月18日、11:50にアップデートしました。
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