アピアランスで実現する「省略線」

省略線について、過去に何度か取り上げてきました。

ちょっとだけアップデートしたので、改めて。

手順

ベースになる線

• 線幅を細く（.001pt）設定し、［パスのアウトライン］効果を適用（→塗りとして扱われる）

• 〈塗り〉属性は非表示にしておきます。

省略部分

縦の罫線を描き、スクショのように設定します。

• ［形状に変換］効果で長方形化

• ［変形］効果で左端（右端）の縦罫に変更

• ［ワープ（旗）］効果で省略線っぽく

オレンジの〈塗り〉は便宜的に50%にしていますが、0%にします。

［形状に変換］効果の［幅に追加］の値を変更すると、横幅が変わります。

グループ化

グループ化し、新規塗りを追加。その〈塗り〉に次のように設定します。

• ［パスファインダー（前面オブジェクトで型抜き）］効果

• ［パスのオフセット］効果（0.5pt）

バリエーション

ネットワーク図などの斜線の場合には、次のように設定します。

全体を回転すると、2本の罫線のツラが合いません。

ネットワーク図で使う省略線をアピアランスで pic.twitter.com/625EfxDXGG

— DTP Transit (@DTP_Transit) April 30, 2024

変更点

省略線部分を長方形から罫線にしました。

• 長方形だと、意図せず大きさが変わってしまいがちです。

• グラフィックスタイルを絡めれば、一括更新できます。

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