私の使用ボカロ遍歴

どうも。ボカロPのロダです。
先日Twitter(現X)でもチラ見せしたように、以前から気になっていた「Synthesizer V 小春六花」をお迎えいたしました(まだ曲は作っていない)。ちょうどよい機会なので、これまでの私のボカロ遍歴を振り返ってみることにしましょう。


はじめに

まず初めに申し上げますと、私は初音ミクをはじめとする狭義のVOCALOIDがあまり得意ではありません。機械的な歌い方がどうも好みになれなくて、自分で使うイメージが湧きませんでした。ただ、元々バンドをやっていた身としてはインストではなく、ボーカルの入った曲を作りたい。しかしながら、自分の制作環境では自分でボーカルを録るだけの設備も知識もなかったので半ば仕方なくというと失礼ですが、VOCALOIDを使用することにしました。

1.kokone(心響)

社会人となった私は大学のサークルでのバンド活動を終え、音楽的な活動も一区切りついていました。入社してしばらく経ち、「そろそろ何かしら音楽的なこともやりたいな」と考え始める訳ですが、前述の通りボカロが苦手な私には「初音ミク」以外の知識がありませんでした。そこでまず初音ミクを調べたのですが、なんと初音ミク以外にもVOCALOIDがあるではないですか(当たり前なのだが)。そこで調べた中で歌声が一番好みだったkokone(心響)とTASCAMのUS-366を購入しました。2015年7月のことです。しかしながら曲の初投稿は2017年12月となかなか進まなかった感がリアルですね(笑)。当時は友人と一緒に制作していました。懐かしいですね。kokone時代の代表曲としてデビュー曲を貼っておきます。ミックスのミの字も知らないような曲ですが歌詞やメロディは思い入れがあって今でも大好きな曲です。

2.鏡音リン・レン

kokoneを使って2017年1曲、2018年1曲、空白の2019年を経て2020年2曲と明らかにモチベが上がっていない私。男性ボーカルが欲しいと思い始めていました。そこでまた調べてみると鏡音レンを見つけました。ちなみにこの時点で私はボーカロイド(広義)にVOCALOID(狭義)以外のものがあることに気づいていません(笑)。ここで少しモチベの上がった私は鏡音リン・レンを使い2021年に4曲も公開できました。ここで少しだけ再生回数が上がり嬉しくなったのですが、今考えてみるとキャラのファンの方が聴いてくれたのが大きかったのかも知れません。一応こちらも代表曲として一曲置いておきます。ロックな感じで今の自分にかなり通じるところがあると思います。

3.東北きりたん

さて、ここで運命の出会いをする訳です。東北きりたんです。
たぶん初めて見た(聴いた)のはyoutubeでDTMの解説をされている「音楽生活 シバっさんの部屋」の解説動画だったと思います。第一印象は今でもはっきり覚えています。「え?これボカロなん?人間やろ」です。もうこれが使いたくて仕方なくなった私はすぐに調べました。すると出てきたのはNEUTRINOの東北きりたんでした。ご存じの方も多いと思いますが、NEUTRINOはピアノロール画面などがある訳ではなく、五線譜のデータを用意したり、調整もなんやかんややらないといけないのです。これが音楽弱者・PC弱者の私には難しかった。あきらめかけていたその時Twitter(現X)でCevio AIの東北きりたんを買ったツイートをしている方がいました。なんだこれはと。NEUTRINO以外にきりたんがあるではないかと。これを知った5日後には購入して製品登録しています。こうして東北きりたんと一緒になった私は2022年に7曲も投稿している訳です。1曲も投稿できなかった2019年から比べてどれほどの進化でしょう。2023年も8月現在で7曲投稿しています。いいペースですね。代表曲を選ぶのも難しいので最新曲を貼っておきます。

4.小春六花

東北きりたんと一生を添い遂げる決心をしたかに見えた私ですが、いけないことにきりたん以外にも気になる女性ができた訳です。小春六花さんですね。Synthesizer Vがすごく話題になりまして、チェックしたところ声もビジュアルもすごく好みだったんですね。ひとまず無料で使えるライト版があったので使ってみたところCeVIOほどではないですが使いやすく、歌も良かったです。しかし私にはきりたんがいる…そう思った時に心のなかにこの名言が聞こえてきました。「推しは変えるものではなく、増やすものです」。はい、購入決定ですね。これからはきりたんと六花ちゃんとともに最強ボカロPを目指していくことになりました。ちなにみ秋の娘が出るんじゃないかなと期待しています。秋生まれで秋好きなので、出たらまた増えると思います。六花ちゃんは有料版を使った曲がまだないので、ライト版を使った曲を貼ります。

番外編.音楽的同位体 狐子(COKO)

実はまだ使用した曲が無いのですが、2023年4月にCeVIO AIの音楽的同位体 狐子(COKO)も購入しています。この娘もビジュアルが良くてですね、ショートカットが好きなんでしょうね。一花しか勝たんですからね。二乃も髪切ってからが好きですし。狐子は制作の際に仮で歌ってもらったりしているのですが、なかなか曲に合う感じにできず、いまだ起用できていない感じです。私の力不足ですね。いつかしっかり日の目を見せてあげたいです。

まとめ

とまぁ、このような感じで移り変わって来た訳です。きりたんを使ってから活動が活発になってきたこともあり、私のことを「きりたんの人」と認知してくれている方もいらっしゃってとっても嬉しかったりしました。きりたんと出会っていなかったら確実にボカロP辞めてます。きりたんありがとう。これからもよろしくお願いします。六花ちゃんと仲良くしてください。

それではまた。


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