「進捗ゼロから始めるRTA祭2023夏」に参加してみて

どうも。ボカロPのロダです。
先日、勝ち組とんかつさんが企画された「進捗ゼロから始めるRTA祭2023夏」というものに参加いたしました。こういった企画に参加するのはほぼ初めてだったのでドキドキしながら参加したのですが、とても得るものが多かったので、その話をしていきたいと思います。
こちらがその企画で制作した曲です。

まず第一に、「その気になれば1~2日で1曲作れる」ということが分かったことです。これは自分の中で結構大きかったです。これまでひと月に1曲出せたらいいという意識で制作をしていましたが、もっと出せるんじゃないかなと思いました。もちろん今回の曲は自分の得意なジャンルで王道の作り方で作ったという前提があるので、もっと新しいチャレンジや細部までのこだわりを意識すればもっと時間がかかるとは思います。ただ、自分の中で「これくらいは時間がかかる」という固定観念のようなものが崩れた気がしました。結局は自分のやる気と集中力次第ということですね。モチベを保つのが苦手な私としては、短期集中での制作スタイルというものを探っていきたくなりました。
ただ、後から聴くと粗のような部分も感じました。当然ですが。具体的にはコードに対してのメロディの当て方だったり、ハモリの作り方ですね。ここはもう少し時間をかけて調整していく必要があると思いました。この部分に関しては普段の制作でも甘くなりがちなので今後の課題です。アレンジももう少し練っていけたかなと思います。

そして次に、曲の構成を普段と変えたことです。今回は制作時間の短縮の意味もあって曲の構成を短くしました。今まで制作した曲はほぼABサビABサビ間奏ラスサビという構成でしたが、今回の曲はABサビAB間奏ラスサビと2番のサビが無い構成でした。歌詞を少なくする狙いもあり減らしたのですが、曲がコンパクトになった割に物足りなさは感じませんでした。歌詞のストーリーがうまいことまとまったのでそれも良かったと思いました。現代の曲は3分台前半とか2分台が多いと言われていますが、やっぱりそれくらいにまとめた方が良いかなと思いますので、今後も構成はいろいろと考えながらやっていきたいなと思います。

最後に、企画に参加する楽しさを味わったことです。いろんな方が同じ条件で様々な曲を作られててとても面白かったです。〆切直前に参加された方もいらっしゃったり、最後まで盛り上がったと思います。あと、主催の勝ち組とんかつさんも言われてましたがいろんなボカロPの方の制作過程やプロジェクトデータが見られてとても興味深かったです。これまで企画はほぼ不参加の姿勢を貫いてきましたが、今後は気が向いたら参加してみようと思いました。

以上、今回の企画に参加して感じたことを述べてみました。楽しい夏の思い出ができました。勝ち組とんかつさんありがとうございました。

それではまた。

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