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ROCK or LIVE!-ロックお笑い部- vol.3 の思い出(Base Ball Bear × ダウ90000)

「ロックバンドと芸人の2マン企画ライブ」の第3段で、出演者はBase Ball Bear × ダウ90000

レポや感想を書くにしては結構日が経ってしまったのですが、
良いもの観たなぁ……とじわじわ思い返しているので、自分用の思い出メモです。

※これを書いている私ですが、
ダウ90000についてはYouTubeでコントや動画を見てニコニコしているにわかファン、
Base Ball Bearは完全に初見で、慌ててサブスクとかで予習してきました……という感じの人間でした。
この辺りを差し引いてこの先お読みください……
というか、この感じの人間でめちゃくちゃ楽しめるROCK or LIVE!-ロックお笑い部-という企画、すげえ

大阪は住之江にある、新しめのライブハウス「ゴリラホール」にて。
ものすごいチケ運の友人のおかげで、ものすごく前方で観ました。

それはそうとゴリラホール、いつか2階席にも行ってみたい(コの字型になっていて面白い構造!)



開演して、何が起こるんだ……とバンドのセットが置かれた舞台上を見つめていると

ピーク

まさかのコント『ピーク』!
目の前で観ることができて感動しながら、めちゃくちゃ笑いました。

そしてちょっと切ないラストシーンの後、登場するBase Ball Bearの皆さん
えっここで!?とざわざわしながら出迎えると、

不思議な夜

コントから繋がって演奏される『不思議な夜』があまりにも最高で、公演のコンセプトを完全に理解しました。

こんなん、無邪気な中島さんと、一夜限りの青春に浮かれる上原さんの曲じゃん……



そんなに好きじゃなかった

からの、お笑いパートへ。
蓮見さん、園田さん(1000)の漫才……ですが、
この時、園田さんは5年付き合って同棲して犬も飼ってた彼女に1週間前に振られたというとんでもないタイミング。

『そんなに好きじゃなかった』に対して「誰だあんな曲作ったの!」みたいに言ってました、ほんとだよ

本当は1週間前なのに、記憶を遠ざけたいあまり「2週間前に別れた」とサバを読んでしまった……と言う園田さんもなんか切なかったです。

この日通して、傷心中の人を真正面から観るという稀有な体験をしました。

園田さんに幸あれ……美味しいものとか食べて温かくしてお過ごしください……。



続いてBase Ball Bearパート。新曲の披露もあり、個人的に刺さったのが

Endless Etude

ルーパーを使って印象的なフレーズがリフレインする超カッコいい曲!
ライブではルーパーに吹き込んでいる時間も味わえるのが素敵ですね、あの間ひたすらドキドキしちゃいました。



飯原さん(a.k.a MC徳島)のdisラップのコーナー

舞台上に全員集結……の中、「メンバーへのdisラップを作ってきたやつがいるらしい」と、一人だけむやみにストリートスタイルの飯原さん。

関根さんのチャップマンスティックの演奏に乗せて、disラップが炸裂していました。
汚部屋で書いてるというバックグラウンドも良いのかよ。

チャップマンスティック、間近で観ることができて嬉しかったです!カッコいい……!



再びコントパートへ、
恋愛で「こういうタイプのやつに俺は勝てない」という三すくみで、最後に取り残される園田さん。

からの、おもむろにドラムセットの前に腰掛ける園田さん、始まるkodoku no synthesizer

曲とともに髪をかき上げる園田さんの姿に胸が痛む……。


あの日のMVPは間違いなく園田さんだったと思います。
コントと音楽が、音楽とコントが滲み合う
素晴らしいライブでした。



アンコール『耳をかして』


超かわいいライブTシャツで全員登場、
披露したのは、ダウドキュというドキュメンタリー映像(2022年、この時はまだ出会えていなかった……!)で作られた『耳をかして』というメンバーの自己紹介ソング

最高の曲を8人の歌唱、Base Ball Bearさんの演奏で!贅沢すぎませんか……!?


8人でステージから身を乗り出して歌う姿が
劇場版の大団円エンディング」みたいなパワーのある多幸感で、本当に良いものを観ました。


『耳をかして』、めちゃくちゃ良い曲で感動したのですが、現状この解説動画で歌詞を噛み締めることしかできないんですかね……!?

絶対に歌詞付きで楽曲として配信されてほしいです頼む……!よろしくお願いします!!

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