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皇居濠の浄化を考へる会 御案内

令和5年 7月29日(土)15時から
場所
大東会館
講師 石瀬俊明
 
講師経歴
 昭和45年 京都大学工学部土木工学科卒業
 昭和47年 同大学院卒業後建設会社に入社
 平成19年 同社退職後経産省傘下の財団法人に出向
 平成24年 同財団退職
 令和2年 一般財団法人大東会館の理事に就任

提言の趣旨
 首都東京の中心にあり、世界に向けて日本の顔とも云ふべき皇居濠の水質悪化が指摘されてからすでに久しいものがあります。皇居濠を管理する環境省において長年この問題に鋭意努力されてをられますが、未だにはかばかしい成果が得られない状況にあります。
 問題の根本は濠水の水源が雨水しかないことにあり、「皇居外苑濠水質改善計画」では種々水源不足への対策とともに、新たな補給水の確保が課題として上げられてゐます。
 今回の提案はすぐにも実現可能な地下水の取水により、新たに清澄な水源を確保することにあります。広く知られてゐるやうに、昭和30年代の激しい地盤沈下への対策として東京都では厳しい揚水規制が行はれ、現在では被圧帯水層の水位が著しく回復してゐます。このため場所によつては動力を用ゐずに自然に水の湧き出す湧水井戸が成立可能な状況にあります。このことを利用すれば大量の地下水の取得が可能となり、皇居濠浄化に資する有力な水源となりますのでここにその概要を提言するものであります。

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