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ニッチな名盤#25 Sea Shanties / HIGH TIDE (1969)

Title : Sea Shanties
Artist : High Tide
Release : 1969
Country : UK

A1  Futilist's Lament
A2  Death Warmed Up
A3  Pushed, But Not Forgotten
B1  Walking Down Their Outlook
B2  Missing Out
B3  Nowhere


轟音ギターとバイオリンの融合。
これがサウンドの特徴で、かなり狂気的です。
恐ろしささえ感じます。

Curved Air や Kansas など、バイオリンが美しく溶け込むバンドは多いですけど、
このアルバムのように、ここまで狂気的にバイオリンが絡む作品は初めて聴きました。

顕著なのは、A2の Death Warmed Up です。
こわい、こわい。
ヘヴィなベースとドラムの上に、荒れ狂うギターとバイオリンが。
9分間に及ぶトリッピーな曲になっています。

優しさと狂気のコントラスト、Pushed, But Not Forgotten も良いですね。
Missing Out もブッ飛んでいます。


Spotifyのマンスリーリスナーは8,058人。
オリジナルアルバムは2枚ですが、未発表音源のコンピレーションなども結構あります。


【お気に入り3曲】
・Death Warmed Up
・Pushed, But Not Forgotten
・Missing Out



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