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宇都宮ブレックスが初の無観客試合で戦う千葉ジェッツの特徴まとめ

こんにちは、hiroです。
リーグ戦再開され無観客試合が対戦する千葉ジェッツについての特徴なんかを3000文字くらいで書きました。ご感想などあればよろしくおねがいします。

第28節 vs千葉ジェッツ(A)

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宇都宮ブレックス:30勝9敗 .769 東地区1位(全体勝率1位タイ)
vs
千葉ジェッツ:28勝11敗 . 東地区3位(全体勝率4位)

無観客試合で再開されるリーグ戦。リーグ再開初戦でブレックスが戦うのは千葉ジェッツです。もし千葉がホームで連勝すればブレックスと勝率で並びます。千葉はシーズン序盤苦しんでいましたが、2020年に入ってからは12勝1敗とリーグトップの勝率を誇っています。怪我人が出ていたにしろ千葉にとっては今回の1ヶ月の中断は痛かったのかもしれません。流れが切れてしまうので。
千葉とは幾度となく対戦していますが、Bリーグ以降は僅かながらブレックスが負け越しております。ですが、今シーズンはブレックスの2戦2勝。残す千葉との4試合は3月中なので無観客試合として行われます。残念ですね。

欠場の可能性ありの選手(あくまで前節を見ての個人的見解)
宇都宮ブレックス:なし     IL登録:田臥
千葉ジェッツ:原     IL登録:なし

ブレックスは練習中の怪我が無ければ問題なく、ベンチ登録される選手全員プレー可能なはずです。
対する千葉は怪我人がいましたが、エドワーズもリリース通りなら怪我が癒えているでしょう。原はヘルニアで復帰が未定なので、もしかすると欠場の可能性があると思います。

▼クリスマスに戦う前に書いたnoteも参考にどうぞ

今シーズンのスタッツ

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千葉の強みはインサイドとトランジションの部分です。これらに関わっている項目はリーグでもトップ5に入っています。また、ほとんどの項目でクリスマスゲームで戦った時よりも良くなかっています。例えば、速攻からの得点は1点増えていて(11.5→12.5)、失点に関しては約3点も減っています(77.3→74.5)。
気になる項目をあげるとすると、オフェンスリバウンドを奪われる本数が11.3本とリーグワースト5位で多いこと、速攻からの得点が多い反面、失点もリーグワースト2位の11.9失点というところですかね。昨シーズンからスリーの確率と成功数が減っているのも気になります。

千葉戦 直近の対戦結果

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前回対戦時はブレックスは田臥と遠藤が怪我でギブスがインフル明け、千葉が西村とダンカンが怪我で富樫が復帰明けの万全ではない状態でのクリスマスゲームでした。
お互いに不用意なターンオーバーが多く出た試合で、ブレックスリードで試合を進めながら千葉がついていく展開。富樫に同点スリーを託すも、それが外れて何とかワンポゼション差でブレックスが勝った試合でした。勝負を決めたのはスリーの成功率ですかね。

ピックアップ選手

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帰化選手として日本代表を争うであろう2人に注目です!

ライアン・ロシター
チャイニーズタイペイ戦で日本代表デビューを果たしたライアンの持ち味は機動力とオールラウンドな活躍ができることです。ライアンがブレックスの攻撃の起点になることが多いので、彼のアシストがどれくらい記録されるのかに注目しています。彼の守備での貢献もインサイドの強い千葉相手に鍵になりそうです。ちなみにシーズン序盤の船橋アリーナでの試合は19得点20リバウンドというスタッツを残しています。期待。

ギャビン・エドワーズ
怪我などの影響で日本代表デビューがギャビンの持ち味はインサイドの攻守の力強さと、ライアンと同じく機動力です。インサイドの強さもさることながら、一番やられたくないのはトランジションで走られてギャビンやパーカーに得点されることです。トランジションでやられると千葉ペースになるのでそこは減らしていきたいところ。守備ではリムプロテクターとしてブレックス相手に幾度となく立ちはだかっているので、ブレックスとしては彼のプレッシャーに負けずにリムアタックしていくことも重要だと思います。

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中断明けのチームにどれくらい組み込まれるのか楽しみな2人も選んでみました!

テーブス 海
ディフェンスシステムに慣れずにプレータイムが減っていたテーブスですが、彼にとっては意義のある中断期間になったようです。
テーブスはここまで約10分のプレータイムながら平均6.3得点2.0アシストというスタッツを残しています。この間ツイートしましたが、30分換算にスタッツを直すと得点とアシストで新人王該当選手の中でトップです。途中の加入のテーブスがCSに向けて攻守に今後どのようにブレックスにマッチしていくのか楽しみなところ。中断明けの千葉戦での活躍に注目です。

小野 龍猛
昨シーズン怪我をして以降不調の小野は今シーズンもあまり良くありません。脅威だった初年度や2シーズン目に比べると別人のようです。どの項目もキャリアワーストクラスで、今シーズン千葉のローテーションにもあまり組み込まれていません。この中断期間に彼がローテーションに組み込まれるのか?それともフリッピンや晴山を本格的に組み込み、小野が完全に外されるのか?小野にはこれまで散々やられてきているので気になるところです。

気になるポイントと展望

試合のスタート
実は千葉は1Qがめちゃくちゃ強いです。1Qの平均得点はリーグ2位、平均失点はリーグ1位と、1Qで上回った試合は39試合中29試合もあります。そのうち勝った試合が24勝です。一方で、千葉が1Qで負けた場合は3勝6敗大きく負け越していて、立て直すのが苦手とも言えるでしょう。ちなみにブレックスは1Qで上回った試合は21勝3敗、1Qで下回った場合は9勝5敗です。
また、リーグ再開初戦であり初めての無観客試合という特別な雰囲気が予想される試合。どちらがスタートから主導権を握れるのか注目です。今シーズンここまでブレックスvs千葉は2試合行われていますが、2試合ともブレックスが1Qでリードを奪っています。

スリーポイント
eFG%について佐々木クリスさんがツイートしていましたが、そこに大きく関係してくるのがスリーポイントです。
前回対戦時、千葉はスリーが1本しか決まらず苦しんでいました。特にシューターである田口や晴山にいい形でシュートを打たせることができなかったので彼らの出番も減りました。その分インサイドを強調した戦い方をしていましたね。これを踏まえて今回はどのようにスリーを組み込んでくるか?西村と富樫の同時期用も増えると思います。一方で田口や晴山、ピックアップ選手にあげた小野の出番はどうなるのか?ぶっちゃけ田口のプレータイムが長ければブレックスにとっては有り難いです。
一方のブレックスは前回対戦時は9本のスリーを沈めましたが、2020年に入ってスリーポイントが低迷。打つべきオフェンスの形はできていたので過密日程などの疲労の影響が出ていたと思います。1ヶ月の中断期間を得てスリーの確率は復活しているのか?また、持ち前のスリーを抑えるディフェンスを披露することが出来るか?注目です。

千葉戦で達成しそうなブレックスの記録

B1通算1000得点達成
鵤誠司:995得点(残り5得点)

中断前好調の鵤でしたが、B1リーグ通算1000得点まで残り5得点。GAME1で達成して欲しいところです。

B1通算200試合出場達成
渡邉裕規:199試合(残り1試合)

一度引退して戻ってきたナベがB1リーグ通算200試合出場まで残り1試合。引退し、すぐに現役復帰。復帰してからは試合に出続け、延期後初戦で達成予定です。まさか無観客試合で達成予定になるとは思いませんでした。

第28節の日程

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無観客試合で再開されるリーグ戦。気になるカードは渋谷vs秋田と滋賀vsアルバルクですが、中断明け最初の試合はどこも注目ですね。

おわりに

リーグ戦再開の一戦について書いてきました。正直バスケ熱が冷め気味でしたが、noteなどを書いて保っていたのが本音のところです。無観客試合とはいえコロナウイルス感染リスクはあります。NBAやヨーロッパサッカーでは選手や監督にも感染者が出ています。もしBリーグでチーム内に感染者が出てしまったらリーグ戦中止になってもおかしくありません。ここから中2日の試合が続きますので。ファンブースターの皆さんも最低限のマナーや予防をして過ごしましょう。そして、無観客試合とはいえ再開されるBリーグを楽しみましょう!

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