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【B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22】 QFの予想

『しっかりnoteにまとめるほどじゃないけど、Twitterだと少し長くなりそうなことシリーズ』

今回はQFの予想を書いていく。

まず最初に、こちらの記事はたくさんの方が読んで頂き、反応してくれました。予想以上の反応だったのでとても驚きました。ありがとうございました。まだ読んでいない方は気になるチームだけでも読んでみてください。

この記事の最後に書いたQFの予想を簡単に言葉にしていこうと思います。+ブレックスのことだけは少し長めに書く予定。スタッツ的根拠無しの印象論になるかもしれませんが悪しからず。ニコラス武ラジオ的な感覚で読み流してください。

琉球ゴールデンキングス - 秋田ノーザンハピネッツ

2勝0敗:琉球ゴールデンキングス

先に始まる琉球-秋田の対戦は2勝0敗で琉球が勝つと予想。正直秋田が2勝している絵が見えなかった。過去沖縄でのCSはGAME3に持ち込まれているというデータもあるけど、そんなことなく終わりそう。そもそもワイルドカード下位のチームが勝ち上がったことが無いので。

スタッツ的にもホームの琉球は秋田よりもスリーでもインサイドでも上回れるだけの力はあるし、大前提としてアイバーソンがいないと大差の試合になってもおかしくは無さそう。

仮に秋田ペースで試合が進み、『秋田が勝ちそうだ!』という展開でも琉球には心強いデータがあります。

① 二桁ビハインドからの逆転勝利
琉球:10勝5敗 
今シーズンの琉球はビハインドされても簡単にギブアップしないで勝ててしまうということ。これ見て「スゲーな!」ってなりました(笑)ちなみにブレックスは同じケースで3勝8敗です。

② 1ポゼッション差決着の勝率
琉球:9勝1敗 .900
勝負強すぎるだろ…というデータですね。琉球は今シーズン一番接戦で強いチームです。

どちらにしろ、8000人入る沖縄アリーナでのQFで2敗することがイメージ出来ません。なので琉球のスイープでお願いします。


島根スサノオマジック - アルバルク東京

2勝1敗:島根スサノオマジック

やりたいこととやらせないことが噛み合うチーム同士の対戦だけど、アルバルクが上位相手に得点が取れないのがやはり気になる。島根の破壊力を見た時に2試合抑え込むのは厳しいかなと。過去連覇した時は相手を抑え込んで勝ち上がってきたけど、外国籍の質が違いすぎることとon3が出来るのは大きすぎると思います。なので島根の勝ち上がり予想です。

島根はPG問題があると思うけど、誓哉を休ませている時間帯はビュフォードがメインハンドラーとしてプレーするんじゃないかなと予想。それもあって鍵を握るのはニカのファウルトラブルですかね。ラスト10試合のニカの平均ファウル数は3.8個と結構多いのは気になるけど、トラビスがいない状態だからってのもあるよねーと。最終節はお休みしたけど、終盤3試合出ていたトラビスがどれくらい出れるかも重要そうね。

と言いつつも、ロシターとカークが復帰してGAME1アルバルクが勝ったらスイープしてもおかしくは無いとも思っています。その根拠としては、島根はホームのGAME2では6勝5敗と結構負けている点ですね。少ないローテーションで島根は戦うのでスタミナ的に厳しそう。

GAME3になったらどうやねんって話になると、ロシターとカークも3連戦はコンディション的に厳しいとは思うし、気力勝負で島根が勝ち上がるかなと。気力勝負の時の安藤誓哉の凄さと怖さはアルバルクブースターが一番理解してると思う。


川崎ブレイブサンダース - 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

2勝1敗:川崎ブレイブサンダース

このカードは2勝1敗の川崎予想です。今シーズンの推しの名古屋ですが、これはしょうがないかなと。

そもそも名古屋はソコもクラークも出られるかはかなり微妙なラインらしい。ただでさえ、リバウンドが弱点になっているので心配な所ではあります。でも、ファジーカスが鈍いことを考えてか川崎はオフェンスリバウンドが強いチームではないので、そこがどう作用するか注目してます。

名古屋が勝つとしたら、川崎のスリーが絶不調でオフェンスが回らない、ターンオーバーから失点連発という悪循環に陥った時かなと。川崎はホームでのスリー成功率がそこまで高くないので1試合くらい大ハズレの試合があるんじゃないかなと思ったり。

でも川崎のビッグラインナップを名古屋が完璧に守り切る術があるとは思えないので川崎の勝ち上がりかなと。


千葉ジェッツ - 宇都宮ブレックス

2勝0敗:宇都宮ブレックス(推しチームが故)

推しチームが故という点もありブレックスのスイープと予想しましたが、正直2連勝しないとブレックス的には厳しい今回のシリーズ。他のチームのファン、ブースターが客観的に見たら千葉が勝ち上がる予想も理解できますし、それだけのデータは揃っています。だから、千葉が勝ち上がるって予想に対してイチイチ腹立てたりするブレックスファンの方は落ち着いてくださいね。

今回はブレックス目線で書いていくので千葉ファンの方が読んでいたのであれば悪しからず。千葉に関しては、このnoteに結構ポジティブなデータ載せてるのでオナシャス!

そもそも遠藤と喜多川の怪我がどうなるか?

大前提として遠藤と喜多川がいないと更にめちゃくちゃキツイ戦いになるのはいわずもがな。遠藤はサイズが無いけどディフェンス面での影響は大きいし、喜多川に関して言えば後半戦の26試合でスリー46.3%と高確率で決めている。アルバルク戦を見ても荒谷は頑張ってたけど、鵤とテーブスを並べるとテーブスは外を捨てられるので厳しくなる。遠藤の状態的には痛み止めでギリギリ出れるって感じかな…2シーズン前は捻挫で1ヶ月欠場してるだけにどうなるか。

とりあえずGAME1勝つ

過去の成績を見てきてもGAME1を取れればCSで勝ち上がっているブレックス。守り合いに持ち込んでGAME1に勝つことに全力を注ぐ。タイムシェアなんて考えないで、まずはGAME1に勝つこと。鵤、比江島、スコット30分以上使っても良いから勝つ。ここ勝てなかったら個人的にはまじでキツイと思っています。

80点の壁

千葉ジェッツ
80得点以上:32勝4敗 .889
80得点未満:3勝6敗 .333

宇都宮ブレックス
80失点未満:39勝12敗 .764
80失点以上:1勝4敗 .200

千葉ブースターも気にしていたことだけど、千葉は80点を超えると32勝4敗の勝率.889、逆に80点を超えないと3勝6敗と、得点を抑えられた時の勝率はあまり良くない。とはいえ、ブレアリでの逆転勝利と最終節渋谷に連勝した3試合は80得点以下で勝ちきっています。

一方のブレックスは80失点未満であれば、シーズン平均以上の勝率は残しています。ブレックスの攻撃力を考えると勝つならばロースコアゲームに持ち込まないと厳しい。ちなみに70失点未満に抑えると30勝4敗の勝率.882にまで爆上がりするので守るしか無い。ハイスコアゲームの様相になってしまったら詰みですね。

3連戦になるとスタミナ面が厳しい

アルバルクのトレーナー清さんのツイート。3連戦はこれまでに無いタフなスケジューリングであり、CSということもあり頭も体もフル回転でレギュラーシーズン以上に疲れることは容易に想像できる。

そんな中で千葉よりも選手層が薄く、レギュラーシーズンもタイムシェアを中心に戦ってきたわけだが、去年を見てもプレータイムが増えることでの疲労は気になる所です。

今シーズン平均→対勝率6割以上のプレータイムの比較

比江島:22:02→24:53
テーブス:18:35→18:35
遠藤:23:00→25:28
竹内:14:43→12:25
荒谷:09:50→10:11
渡邉:14:52→14:40
鵤:21:51→24:29
フィーラー:20:41→19:16
喜多川:11:23→08:36
スコット:29:15→31:27
フォトゥ:24:51→25:36

ご覧の通り、スタメン5人のプレータイムが増える傾向にある。まぁ当たり前のことなのだが、何が苦しいって千葉とブレックスのこなしてきた試合数に差が多すぎること。千葉は45試合、ブレックスは56試合と11試合も差があれば、疲労の蓄積にも影響すると言わざる得ない。ましてや前述の通り、遠藤が出れたとしても怪我で万全じゃないことを想定すると、比江島と鵤のタスクは大きくなるし、どちらかが潰れたらブレックスは割と終わりだと思います。それをテーブスと荒谷の若い衆、千葉相手ならナベか喜多川をコートに置くことも出来ると思うので、助けられるかは重要。個人的には守備面や無駄なファウルを使ったり、サイズが小さい事を考えるとナベと喜多川を同時に置くのはやめてほしいとは思いますが果たして。

いろいろ試していた終盤戦の千葉

千葉のことで言うならば、終盤負けが混んでいたように見えるけど、色々と試していたように見えたのが憎たらしいなぁと。
例えば渋谷戦GAME1では試合の入りで富樫じゃなくて大倉メインでオフェンスを組み立てていたし、GAME2終盤に渋谷は富樫に対してポストプレーを利用して得点を重ねていた。でも千葉はそこをギリギリまでやられていた(やらせていた)。ブレックスは渋谷以上に富樫に対するポストプレーでストレスを与えるだろうから、そこの対応を隠していたとは思う。ブレックスとの試合でも赤穂を積極的に使っていただけでなく、比江島にマッチアップさせていたし。千葉からしたら今週以降のことも見据えているとは思うけど、ちょっと不気味ですね。ちなみに千葉は川崎相手に今シーズン1勝3敗と相性が良くない。

あと西村がYouTubeライブで「復帰する」「正直今年くらいの試合数だと有り難い」的なことを言っていました。西村いるいないでだいぶ違うんだよなぁ…


おまけ

ブレックスの各選手に対するコメント。

田臥 勇太
出番があるとしたら、コートで乱れている時。手短に整えてくださいませ。

比江島 慎
エースを貫き通してほしい。あとファウルトラブルだけはやめてね、まじで詰むから。

テーブス 海
とりあえずディフェンス頑張れ。多分外は捨てられると思うから、迷わず思い切りよく打つべし。

遠藤 祐亮
出られることを祈っています。ダムダムは鵤と比江島に任せて。オープンスリーとカウンタードライブの状況判断良くすれば活躍できるはず。

竹内 公輔
出番は少ないかもしれないけど、いつも通りにやれることを。

荒谷 裕秀
思い切りよくアグレッシブに。ミスしてなんぼだ。と言いつつファウルの質は気をつけてほしい。

渡邉 裕規
セカンドユニットはプラマイゼロならオッケー。ベンチではプラスでいて欲しい。

鵤 誠司
タスクは多いけど、鵤が潰れたらブレックスが終わってしまうくらいキープレイヤー。頼りにしてる。

チェイス・フィーラー
アウェイに強い所を見せて欲しいのと、エドワーズの時間帯ならばもっとフィーラーを使っても良い気がする。

喜多川 修平
出られることを祈っています。千葉の守り方的にオープンで打てるシーンは来るから決めきって欲しい。

ジョシュ・スコット
ハートは熱く、頭は冷静に。インサイドで主導権を握れれば勝てる、任せたぞ。

アイザック・フォトゥ
ホームよりアウェイの方がスタッツが落ちているのは気になるけど、フォトゥの得点力は生命線。とりあえずリバウンド争いで負けるな。

コーチ陣
事前の準備に全集中。去年のファイナルでビッグラインナップを使ったみたいに余計なくとはしなくて大丈夫。オナシャス!

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