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2019/12/21,22に宇都宮ブレックスが戦う三遠ネオフェニックスの特徴まとめ

こんにちは、hiroです。
今週のブレックス的な記事を書いてるんですが、試合前に公開していた対戦相手のスタッツなどのまとめを今回から別で書いていこうと思います。物は試し、トライアンドエラーです。3000文字くらいで書いていければと思います。ご感想などあればよろしくおねがいします。

第13節 vs三遠ネオフェニックス(H)

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今週の対戦相手は中地区最下位の三遠になります。三遠は今シーズン4試合戦うのでしっかりホームで叩いておきたいところです(5試合戦う可能性もありました)
三遠は悪夢の開幕16連敗から始まりましたが、12月は5試合で2勝と立て直してきた感じがあります。三遠との対戦成績は5勝1敗と悪くないです。負けた試合は田渡兄が語っていた試合ですね。互いのチーム状況を考えても連勝したい相手ではあります。

今シーズンのスタッツ比較

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ブレックスと三遠のスタッツの比較。
基本的にブレックスの方が上ですが、三遠のスタッツは正直あまり当てにならないかなと思ったりします。
ヘッドコーチと外国籍選手が変わり、キャプテン鈴木達也が戻ってきて再建中。今シーズンを通してのスタッツは天皇杯前に書いた部分とあまり変わらないので、その時載せたものを少し手直ししました。

これだけ負けているとスタッツでも悪い部分が目立ちます。平均得点、平均失点ともに下から2番目。得点面が低い要因としては、こちらも下から2番目のペイント内の得点の少なさと、フリースローも打つ本数が圧倒的に少ないです(B1最少)。そこに追い討ちを掛けるようにチーム最多得点のイーバンクスがインジュアリーリスト入り。
ただ、途中からチームを引き継いだ河内新HCの元、チーム状況は良くなっていると思います。スリーの確率はB1で6位と高めなのでそれを活かしつつ、失点を減らしていきたいところでしょうか。

他に付け加えるならばリバウンドが下から3番目と少ないです。あと、球技ライターの大島さんが書いた記事で寺園が「僕たちは3クォーターに弱い」と言っていたので見てみましょう。

3Qの平均得点と平均失点
宇都宮     得点:21.9     失点:19.7     差異:+2.2
三遠     得点:16.9     失点:22.1     差異:-5.2

確かに三遠は3Qの得点が少なく、失点が多い傾向にあるようです。また、三遠はここまで2勝19敗という成績ですが、勝利した2試合はどちらも3Q終了時点でリードしていた試合です。逆に19敗全て3Q終了時点で負けています。

と書いてきたのですが、実際に2勝3敗と結果が出始めた12月の三遠のスタッツと今シーズンのアベレージを比べてみました。

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ちなみに三遠の直近5試合は北海道→北海道→三河→新潟→新潟。北海道と新潟はオフェンス力が高いチームではないので一概には言えないですが、失点が減りました。得点も減りましたが得点と失点の差異は減っています。ここに関しては12月から加わったグラッドネスの加入は大きいと思います。確かにグラッドネスは個のオフェンス能力はB1の外国籍選手に比べると劣ると思いますが、ディフェンスでは長さを武器にゴール下で存在感を発揮しています。ドジャーに関してはまだまだ本調子といった感じではないですが、イーバンクスのいない今は大きな得点源として活躍しています。個人的に三遠はドジャーとチルドレスのチームというイメージが強いです。

直近5試合の3Qの平均得点と平均失点
宇都宮     得点:20.8     失点:21.6     差異:-0.8
三遠     得点:15.8     失点:17.0     差異:-1.2

直近5試合の3Qを見てみると、ブレックスは実はあまりよろしくない。5試合中3試合で上回られています。京都戦のGAME1の28失点、名古屋戦のGAME1の27失点と今シーズンの中でも多い試合でした。
三遠はシーズン平均に比べると得点も1点減っていますが、失点を5.1点減らして差異を4減らすことができているのは大きいと思います。第3Qをより注目して見てみると面白いかもしれません。

ピックアップ選手

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三河を出て活躍している選手をピックアップ。
比江島はリーグ戦6試合連続二桁得点中でFGも50%と高確率でシュートを沈めています。また今シーズンはルーズボールへの執着心が昨シーズンと比べて見違えるほど上がっているのが個人的には好印象です。
対する西川は、苦悩の時期を過ごした三河を出て北海道時代のプレーを取り戻しつつあります。チームが苦しい状況の中で平均プレータイムがB1の日本人選手の中で5番目に多いですが、チームが調子を上げてきている12月の5試合では平均11.2得点の4試合で二桁得点と活躍しています。彼の活躍無しで三遠勝利は無いと言う状況。今回の試合では2人のマッチアップは多いと思うので楽しみなところです。

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経歴の変わったPGを2人ピックアップしてみました。
鵤は青学バスケ部に所属していましたが、退部して広島に入団した経歴があります。大学バスケ部を退部してプロの世界に飛び込む選手が増えつつありますが、NBLの時代は珍しい存在でした。シーズン序盤はシュート確率が上がらなかった鵤でしたが、徐々に上がってきています。スリーがもう少し決まりだせば。ディフェンスでの貢献度は申し分ないので、遠藤が出られない状況ならば彼にディフェンスのスイッチを入れてほしいところです。
対する寺園は大学バスケを引退した後、社会人を経験して遅れてBリーグに入ってきた選手です。オフシーズンはSOMECITYでもプレーしていました。鈴木が怪我の影響で昨シーズンに比べるとプレータイムが長く負担も大きいですし、PGをこなしつつも得点面での貢献も求められていると思います。三遠が勝った2試合に関しては寺園が二桁得点を記録していますし(北海道戦11得点、新潟戦14得点)、ブレックスの苦手としているクイックネスがあるタイプのPGでもあるので、ディフェンスでどのように仕掛けていくのか注目してます。

気になるポイントと展望

気になるポイントは前述の通り3Qではあるのですが、それ以上に試合の入りですね。ゲームとしては京都戦同様に1Qで圧倒して前半で試合を決めてしまいたいところ。余裕を持った状態でランドルフを使う時間を増やして、主力選手(特にバックコート陣)のプレータイムを減らしていきたいところです。普通にやれば連勝できると思います。落としたらいけない試合です。めっちゃ内容薄いw

三遠戦で達成しそうなブレックスの記録

こちらでは個人的にカウントしているブレックスの記録で達成しそうなものがあったら紹介していこうと思います。

B1通算2000得点
◎比江島:1985得点(残り15得点)
◯ギブス:1975得点(残り25得点)

今シーズン平均から考えると、比江島のB1通算2000得点はGAME2での達成確率は高いです。GAME1でも達成しそうな気もしますが。
ギブスも前節の京都戦で2試合連続ダブルダブルと調子を上げているので、もしかしたら達成するかもしれないですね。

B1通算3P成功数200本
◎喜多川:197本(残り3本)
◯比江島:193本(残り7本)

前節始まる前で残り5本だった喜多川は2本成功に留まったのでホームで達成と行きましょう!比江島は現実的にはクリスマスで達成かな?

B1通算3P成功数100本
◯鵤:97本(残り3本)

鵤はシュートタッチ良ければ達成ですね。初年度B2の広島にいた関係で他の選手よりも少なめです。

第13節の日程

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個人的に気になるカードは大阪vsSR渋谷です!

おわりに

今回から変えてみましたがいかがでしたでしょうか?これを見ていただいて少しでも試合の楽しみ方が増えたならば幸いです。意見などあればお待ちしております。


追記(12/20更新)

ブレックスも三遠も新加入選手の発表がありました。

ブレックスは2シーズンアルバルク東京で連覇に貢献したジャワッド・ウィリアムズを獲得し、それに伴い田臥がインジュアリーリストに登録。昨シーズン終盤に大怪我を負い、母校ノースカロライナ大でリハビリしているとSNSで発信していましたが、B2の越谷に加入。4試合出場しましたが契約解除。その後すぐにブレックスに加入と行った流れです。個人的にジャワッドはB2向きの選手ではないと思っていたのですが、まさかのブレックス加入です。越谷で様子見してて行けそうだからブレックスが獲ったとか言っちゃ駄目です←
1つ気になることとすれば、現在ブレックスはインジュアリー登録2人を含む契約選手が15人。栗原はSNSの発信などから考えてもうすぐ復帰できそうな予感です。つまり栗原をインジュアリー解除するタイミングで1人カットする必要が出てきます。どうなるか?田原なのか?それともコンディションの上がらない外国籍選手ランドルフなのか?気になるところです。
そして高齢化が止まりません←

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三遠はバローンを戦力的理由で契約解除。まぁしょうがないです。そして、現役ウクライナ代表のヴィアチェスラフ・クラフツォフを獲得。ニックネームは「スラバ」とのこと。
昨シーズンはスペインでプレーしているインサイドが強力なプレイヤーで堅実でハードワークができる選手のようです。
なお、選手契約リリース時にはブレックス戦は帯同するが、手続きが終わっていないと記載していました。間に合わなそうかな?


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