22/0207:夜画帳好きな回の話

７割ぐらいは肌色の夜画帳。めんずらぶで春画で男色でアレコレそういうストーリーなのでそれはそうなんですけど。

初期はスンホがどうしようもないクズで使えない奴にそっこー制裁下してたり下半身の反応だけで世の中が楽しいか楽しくないかを決めてたりしてたけれども、話が進むにつれて奴にも人の心が戻ってきた…？（？ですよまだ。だって世界がナミンで回っているので他の人は大迷惑している事に変わりはない）ので、今回は好きな回の話。

好きな回の話なので当たり前みたいにネタバレしておりますので、未読の方はぜひ素晴らしい本編をご覧になられたうえで宜しくお願いいたします。

本編は本当に最高。

（余談ですが最近記事のリンクの貼り方覚えた。めちゃくちゃ簡単じゃないか。何故理解できなかったのか理解できない）

以前ここでも話をしたけれど、好きな話は53～54話と87～88話です暫定。

53~54話はスンホの恋心編。

ミン君にはっきり言われないと気付かなかったのでは？？？？実はキューピットか？？？めちゃくちゃ不穏なキューピットだわ。まあキューピットぼっこぼこにされてたけどな。グーで制圧しようとするのは悪い癖だぞスンホ。

トップ画にらくがきしたコマが大好きです。不意に唇を奪われたナミンをぴったりと保護してるスンホ………頬に手まで添えてさ………咄嗟にしては大事にしてるじゃないか……うふふ……ミン君いい仕事しましたね…そのせいでぼっこぼこになったけどね……感謝

BD先生、鼻血とか流血系がお好きとのこと。私もやぶさかではないのでもし次回作、もしくは番外編で存分に描かれることがあられればしっかり拝見させて頂きたく思います…

「そんなはずあるまい」って自分で自分が信じられないスンホ。普段と同じように振る舞おうとしても目の前でナミンが弄ばれそうになるとめちゃくちゃ不機嫌になるスンホ。度し難い。いや、逆だ、分かりやすいよなほんと。まゆげの言う通りや。（まゆげて）

87～88話はスンホの過去編。

個人的に現段階で一番の山場だった。最高が極まった。

過呼吸になるほどのトラウマに独りで平静を装って立ち向かうスンホ。味方などいないからずっと独りだったわけだが、またしてもキムさんの単独行動(という名の結果的アシスト)で婚約者紹介まで果たした（？）土壇場で、意趣返しとはいえ婚約者ですってお伝えするのまじでスンホ、おまえ、ナミンの事本当に好きなんだな…。閻魔大王ってこんな顔してなかったっけ？っていうぐらい冷徹かつ侮蔑的な眼差しでスンホをまた刺し殺していく父上。スンホは見てなかった(見れなかった)けど去り際に辛辣な言葉をスンホに投げつけていく姿を見たナミン。様々な感情が一粒の涙に変わっていく。

医師さんが「最初に会った時は無理やり連れてこられたけれど聡明そうな眼差しだったけど次にお会いした時は赤黒い顔をして～」みたいなこと言ってた回想話があったけど、スンホはあの時自死しようとしたんだろうな。側に刃が落ちていたし。

トラウマが去っても呼吸も整わぬまま汗だくでナミンの肩に顔を埋めたままのスンホを、ナミンは壊れ物に触れるかのようにそっと抱きしめた。そのままそこに二人で横たわる。抱えていた自分の不安よりも大きなスンホの孤独を知り、黙ってずっと考えるけれどナミン自身は元々天涯孤独の身の上。

この漫画の上手い所は本当に、対比がよくできている所ですよね。独りと一人の違いとか、身分の差と愛情の比例しなさとか、天と地にいて一生交わらないはずのスンホとナミンが出会って分かり合っていくっていう。いやスンホがナミンの事を分かっているかというと？？？ですけど、少なくともナミンと共にいる事で変わっていっている男ですけど。

そして88話へ。

冒頭から最高。このモノローグほんと、沼地へようこそすぎて。

まじでこの想いを一生忘れないでいて欲しい

他の記事でも言ったけど、あと4山ぐらいはあるので、88話やで…まじ、、、、この気持ちワスレナイデ……＜＞＜＞ﾀﾉﾑ……

あの、私言いたいんですけど、「誓え」の後、ちゃんとナミン誓ってくれてるんですよね………？？？また血まみれの不穏さで88話終わっちゃうんですけど、ちゃんと誓ってくれてるんですよね？？？？そういうシーンないから心配…（言質を取りたいタイプのオタク）

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー夜画帳最高だな

結局言いたいことはそれです。

89話～現在までおうちでイチャイチャしてたりデートしたり我儘聞いてあげたりイチャイチャしてるけれど短い安寧であることはわかっているので覚悟してますのでどうか…どうか…

BD先生お身体に本当に気を付けて健康で幸せにお過ごしください、、、

今週金曜日また夜画帳について更新してるんだろうな…いや、👼ってなってて週末にゾンビになっているかもしれない…

おまけ。

そういえば台湾版も購入したのでお届き待ち中