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メタバースとNFTの関係性

NFTを使って、起業を目指す若者の学習アウトプットログ。
今回は、Web3文脈でいつもといっていいほど一緒に出てくる「NFT」と「メタバース」のお関係について整理していきたいと思う。

メタバースってなに

メタバースと調べるとたくさん情報がでてくるのだが、つまるところコンピューターの中の3次元世界と整理した。となると既に身近にあるのでとてもイメージがつきやすかった。

しかし、ポケモンGoやら、どうぶつの森やら、フォートナイトやらと、メタバースの定義に当てはまるけど微妙に違いそうな(なんとなく)サービスを一括にしてしまうのも納得いかなかった。

そんな感想を抱いていたときに、メタバースの種類を4象限に分けて説明している記事を見つけてとてもわかり易かったのでシェアをしたいと思う。
こちらの記事だ)

出典:高田徹 メタバースの地政学─「4象限」で理解する

メタバースを一括にしてもやもやが残った正体は恐らく、「アバター」と「キャラクター」、「バーチャル」と「リアル」、これらの切り分けがごっちゃになっていたらからと気づかせてもらった。
メタバースのカテゴリーとして頭に入れておきたい。

メタバースが一般庶民の耳に入るようになった経緯

調べていて恥ずかしいなと感じたのが、実はメタバースなんてものは結構前から存在していて、なにも新しい話ではないということだ。

既に2000年中盤あたりにはメタバースのゲームが存在していたので、サービス自体は15年前くらい前から存在していたのだ。

では、なぜ最近になって「メタバース」というワードが身近になったのだろうか。それは、どうやらコロナと技術発展がキワードっぽい。

コロナでオンライン化が進み、コミュニケーションの方法もオンラインへと意向されていったのは最近のことだ、メタバースでは、体験の質が高いコミュニケーションをオンライン上で行えることが、大きな追い風となったのだ。

また、技術的な進展も大きく、XR領域の技術、とりわけIotデバイスの進化が大きな要因となっているそうだ。確かにモニターでメタバースを見るよりは、没入感のある体験の方が好まれるということは納得がいく。

メタバースとNFTの関係

メタバースについて調べていったが、NFTと直接関係はなかった。実際、相互依存生がないことはいろんな記事で書かれていたので、理解としては間違っていなさそうだ。

では、なぜ良く一緒に登場してくるのだろうか。それはシンプルに相性が良いからだ。メタバースではリアルと同じようにものの取引が発生するシーンがある。わかりやすいのがゲームのアイテムなどだ。

これまでは、デジタルなものの価値は、複製や価値の証明ができなかったのだが、NFTの登場によってそれが可能となり、メタバースでもNFTを使った取引が行われるようになったのだ。

メタバースでNFTが使われる事例

では、具体的にどう使われているのだろうか?この好例として、Axie InfinityThe Sandboxを取り上げたい。

Axie Infinityはドラクエみたいなもので、育成とバトルをするゲームだ(違ったらごめんなさい)。その中で、実際の報酬として、イーサリアムを稼ぐまたはNFT化されているアイテムをマーケットプレイスで売買して稼ぐことが可能である。これをEarn to playと呼ぶらしい。

The Sandboxでは、土地をNFT化してプレーされているという、もはやメタバース自体がNFTのような立て付けとなっているらしい。実際にマーケットプレイスで土地が売られていてしっかりと驚いた。しかし、これまで課金という形で成り立っていたので、むしろ価値の証明ができることによって売買が本格化するものなのかなと整理した。

最後に

実はこの記事を書くまでにめちゃくちゃネットサーフィンをしたのだが、メタバースを使ったサービスがあまりにも多く、かつ大手企業が参入していてかなり驚いたし、知らなくて恥を書いた部分もあった。

一通り調べて、これは一過性の現象とかごく一部の人に関わるものではないことが肌感覚で分かった。生まれたときからメタバースに触れてきた世代がやがて出てくることを考えると、置いてかれてはまずい領域だと反省したのであった。

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