見出し画像

お盆って何をする日?


お盆って何をする日か知ってますか?

お盆は夏の連休としての意味合いが強いと思います !
私も花屋になるまではお盆になにをするか知りませんでした!
本来の意味は意外と周知されていません。

お盆とは、亡くなられた方やご先祖様が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、再び戻っていくあの世での幸せを祈る機会となっています。


住む地域や信仰する宗派によって、お盆の風習は異なります。
一般的には盆の入りである13日に迎え火を焚いてご先祖さまをお迎えし、盆明けの16日に送り火を焚いてあの世へ再びお送りします。

迎え火と送り火は一般的に「おがら」と呼ばれる皮を剥いた麻の茎を重ねて燃やし、火を焚きます。
おがらは花屋やスーパーで買うことができます🙆‍♀️




迎え火、送り火は門前や墓前で火を焚くことが多いですが、中には山で焚いたり、海や川に火をともした船を流したりといった、大がかりな方法もあります。

盆の入りを迎えたら、仏壇の前に「精霊棚」や「盆棚」をしつらえてお供えをします。

お盆飾りとして有名なのが
きゅうりの馬🥒🐴となすの牛🍆🐄です。
爪楊枝や割り箸を足にして馬や牛に見立てて飾ります。わらできている牛馬などを飾ったりします。



ご先祖様に早く帰ってきて欲しい願いを込めて精霊馬(しょうりょううま)、ゆっくりあの世に帰って欲しい願いを込めて精霊牛(しょうりょううし)、と呼ばれています。
どちらもご先祖様がこの世とあの世を行き来するのに使う乗り物に見立てたものです。




地域や宗派によって風習は異なりますので、こうすれば良いとは一概には言えるものではありませんが、日本人の教養として覚えていて損は無いと思います💐
またお花をお供えするだけでもご先祖さまは喜ばれると思います😌