子どもの下痢と対処方法
こんばんは、大人になっても下痢体質のケイタです。
子ども用市販薬解説シリーズ第4回は、下痢と下痢止めの解説です。
下痢は原則があるんです。
「出し切る」
です。
だって身体が出そうとしているんですよ、だから出し切った方が良いんです。
でもそれだけじゃ辛いですよね、子どもが苦しむ様子を見るのは辛いこと。
親として最善の事をしてあげましょう。
▼下痢の原因
通常は大きく分けてふたつです。
・身体が何かを排出しようとしている
・排出ではない理由で、腸が異常な動きをしている
どちらにしても、下痢以外の症状から判断しましょう。
▼受診した方が良い下痢
発熱を伴う、血便が出る、食べられない、ぐったりしている、便の量が多い、異臭がする
こんな症状は通常の下痢ではない可能性があります。
受診をおすすめします。
▼下痢の原則
下痢の原則は、冒頭で言った通り「止めずに出し切る」です。
ウイルス性の下痢の時に止めたら、いつまでもウイルスが排出されず増殖する事になるので、止めてはいけません。
家庭ではなかなか判断できないと思うので、原則として止めないで下さい。
とにかく水分補給をしながら排出し切るのがポイントです。
▼下痢の市販薬
とはいえ、学校などでどうしても止めなければいけない時って子どもにもあるはず。
そんな時の市販薬を紹介します。
人気の「ストッパ」の小中学生用。
大腸の過剰な動きを抑える成分なので、登校時やテストなど、どうしても止めなければ!と言う時に使って下さい。
もっと小さいお子さまだと
これはバナナ味なので、薬が苦手なお子さまでも飲みやすい粉剤です。
3ヶ月から飲める(さすがにオススメしませんが…)くらいの成分です。7歳まで飲めます。
そして予防として家族で使ってほしいのが
ザ・ガードです。
腸内環境を整えてくれる優れた薬で、5歳から飲めます。毎日使って下さい。
僕も夫婦で使っていますが、オススメです。
▼最善の対処方法
最善の対処方法は、やはり「水分補給をしながら出し切る」以外にはありません。
ただ、注意点があります。
大人の視点で見ないで下さい。
子どもの小さな身体には大人のように多くの水分を蓄えておく事ができません(熱中症も同様です)。
こまめに水分補給をしないと、下痢でどんどん脱水症状が進んでしまいます。
幼児だったらイオン飲料、小児だったらスポーツドリンクで水分補給を忘れないで下さい。
最後にもう一度繰り返しますが、「下痢は止めずに水分補給しながら出し切る」が原則です。
そしてその他の症状が出ていたら、受診をおすすめします。
ではまた。
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