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【堀川虎之丞 -後編-】やりたいことをやりすぎて単位が危ない

こんにちは、佐藤大輔ゼミ編集部です。
前回は虎之丞さんの大輔ゼミへの入室きっかけや一日のスケジュールについて聞いていきました。

前編はこちら

後編では、実際に行ったプロジェクトの内容や苦悩について聞いていきます。

最後までお楽しみください!


1.業界地図への反骨心から頑張った生協プロジェクト

ー 後編もよろしくお願いします。まず最初にサブゼミについて教えてください。

生協プロジェクトに所属していました。
芦別のインターン旅行を企画して実行しましたね。

ー そうでしたね。その中でどのような役割を担っていましたか?

そうだな~。
これと言ってなかったけど、リーダーを支えるような位置にいたような気がします。

あとはアイデアマン気質だったので、沢山アイデアを出していましたね。

みんなリーダーには何か思ってても言いにくいじゃないですか。僕はリーダーだった雅也くんと同期だし仲も良かったので、みんなが言えないようなことをリーダーに好き放題言う役割も担ってましたね(笑)。

ー その2人の白熱な会議はなんか想像できますよ(笑)。プロジェクトを行う上で大変だったことはありましたか?

後輩だったときは、プロジェクト自体できることがなくて大した結果を残せずに悔しかった記憶があります。

メインになってからは、ゼロの状態から自分たちで売上を作る必要があったので、この点は大変でした。

あとはメンバーの中で消極的になってしまった人のフォローができていなかったなと振り返って思います。
メンバー間のモチベーションの差を埋める努力をしていなかったなと。

ー なるほど。大変だったというより思い返すと後悔が残っているという感じですね。

そうですね。
当時の僕は前編からずっと言っているように自分がやりたいことをやれればそれでいいという思考だったので、メンバーにはすごく迷惑をかけていたと思います。

ー 先程ゼロから売上を作る必要があったとお話されていましたが、そのような状況でも頑張ることができた理由はありますか?

これはもう業界地図への嫉妬一択ですね。
僕らが入った当時って業界地図が一番キラキラしていたじゃないですか。

テレビや新聞にも取り上げられて。しかも「本を出版する」という形に残る活動をしていた。

間違いなく大輔ゼミで一番魅力的なプロジェクトだったと思うんです。
それが羨ましくて、業界地図には絶対に負けないぞという気持ちで頑張っていましたね。

業界地図への反骨心を露わにする虎之丞さん

ー そうですね。私も業界地図の無敵感はすごく羨ましかったです。頑張った結果、業界地図は超えられましたか?

超えたかどうかはわからないですけど(笑)。
僕も彼らみたく形に残る大きな結果を出したいと最初は考えていたんです。

ただ、当時の生協の状態なども相まって自分たちには業界地図のようなキラキラしたものを残すことは無理だと思いました。

なので、後輩に活動しやすい土壌を残そうとシフトチェンジしたんですが、これは正解だったなと思います。

結果一つ下の代でテレビや新聞にその活動が取り上げられているのを見て感動しましたもん(泣)。

2.大人の事情と戦った本ゼミ

ー 虎之丞さんも感動したりするんですね。次に本ゼミについて教えてください。

「きたしる」という北海道の企業の魅力発信や組織文化診断を使った企業と学生のマッチングを行うアプリをリリースしました。

これを行った理由はシンプルに業界地図を見返すためです(笑)。
業界地図も北海道の企業にフォーカスしたプロジェクトだったじゃないですか。

なので、その立場を奪ってやろうという気持ちから「きたしる」の開発をすることにしました。

ー この内容を初めて聞いたときすごく虎之丞さんぽいなと思ったんです。もう一人と協力しながら行っていたと思うんですが、その中で苦労はありましたか?

アプリを開発することがすごく大変でした。
手に職をつけたくてプログラミングを始めたんですが、なんせ文系未経験数学苦手だったので、全くわからなくて苦労しましたね。

あとは、企業との打ち合わせです。色々な事情が大人にはあると思うんですけど、それについていかなきゃいけないのが大変でしたね。

でも僕の性格もあってあまり悩んだ記憶はないです。

ー 素晴らしい性格ですね。

ありがとうございます(笑)。
でも、僕の周りにいた人たちは振り回されて大変だっただろうなと今になって思います。

僕はやりたいことを自由にやってしまうんですけど、それは周りの人たちの協力があってこそできたことだなと感謝もしています。

ー 冷静に振り返ることができていて素敵ですね(笑)。
サブゼミ・本ゼミ共に一生懸命取り組んできたと思いますが、そこからの学びはありますか?

自分がやってきたことには全て色々な人が関わってきたんだなということを学びました。
それと、同時に今までは何でも一人でできると思っていたんですけど、自分は弱いと言うことを思い知ったので、僕の周りにいた人たちに感謝を伝えたいですね。

どこから撮っても目線をくれる虎之丞さん

3.世界を変える人間になりたい

ー なるほど。では、就職活動についても聞いていきたいと思います。ゼミでの活動は就職活動に活きましたか?

活きたと思いますよ。
仮説を立てて相手が必要としていることを読み取る力が身についたので、これは就職活動でも就職してからも活きるスキルになると思っています。

ー 独りよがりではない提案をできるようになったということですね。就職先はどのような業界ですか?

AIチャットボットの企業です。勤務地は東京ですね。

僕は陰キャに部類されると思うんですけど、他人とコミュニケーションを取ることは好きなんです。それもあってチャットボットに興味があったということとAIの波が来ていることがこの会社にした理由です。

ー ベンチャーだと思うんですが、大手などは選択肢になかったんですか?

ありましたよ。
実際、ある大手からも内定はいただいていました。

ただ、その大手も最初はベンチャーだったわけで。
今大手になった会社に入るより、ベンチャーに入って会社とともに成長して世界を変えていく方が楽しそうだと思ったんです。

なので大手を蹴ってベンチャーにしました。

ー 向いていると思います。ベンチャーは言ってしまえばまだ不出来な部分がある会社ですから、それを進化させていくのって楽しそうですよね。
では最後に後輩へメッセージをお願いします。

授業のことはしっかりと考えてゼミを楽しんでほしいです。
僕はゼミのことばっかり考えていたせいで単位を十分にとることができていません。

そのせいもあって単位獲得のため、この佐藤大輔ゼミ編集部のプロジェクトはもう必死ですからね(笑)。

やりたいことをやりすぎると、今は授業が対面に戻っていることもあって大変だと思います。

単位が危うくならないように気をつけながらゼミ生活頑張ってほしいなと思っています。

4.まとめ


個人的に今まで知ることができなかった同期の一面を知ることができてとても楽しいインタビューになりました。

虎之丞さんのように単位で焦ることがないように気をつけながら、みなさんもゼミ生活を楽しんでくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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