音楽の聴き方について考えてみた
この記事は僕がやってるYOU MOREやCHANIWAなどのバンド活動とはあんまり関係ありません。
しかし、音楽絡みの話ではるので、全く関係ないとはいいきれないと思います。
興味があれば読み続けてみてくださいませ。
長めの前説①
皆さん、どうやって音楽ディグってますか?
どうやって音楽と出会ってますか?ということなんですけど。
男女の出会いと同じで、音楽に関する出会いも2通りあると思うんですよね。
自然な出会いを待つ(期待する)
自分から出会いを探す
どちらも間違いではないですが、男女の出会いにしても音楽との出会いにしても、明らかに後者の方が効率的だし出会いの質が高まると思うんです。
仕事柄、男女の出会いに関して一記事論じれるくらいの知識は持っているんですが、ここでは伏せておきましょう。
新しい音楽との出会いって難しいですよね。
出会うこと自体が難しいわけではなくて、出会ったところで・・・って思ってしまう部分もあるんです。
だって、時間って有限ですよね。
1日は24時間・1週間は7日間・1ヶ月はいろいろあって1年間は365日(たまに366日)ってのは全人類が共通です。
その中で、音楽を聴くのに割ける時間って限られてるわけじゃないですか。
僕、一般的な人よりはたぶんかなり音楽聴いている部類だと思うけど、自分が好きだと思っているバンドやアーティストでも、曲が頭に入っていないケースってめちゃめちゃあるんですよ。
要は、好きだけどそんなに聴いてないんです、他にもいろいろ聴きたいから。
例えばそうだな、僕はケミカルブラザーズとかベースメントジャックスとかあの辺の音楽も好きなんだけど、曲名いわれてピンとくるのってそれぞれ1~2曲くらいなんですね。
難しいですよね、好きな音楽はたくさんあるし、もっと聴きたいって欲求はあるんだけど、真剣に音楽を聴ける時間ってそんなに多くないんですなぁ。
だからねぇ~、人のこと観察してて思うのは、年間ウン百枚レコード買ってますって人とかって「ちゃんと聴いてるのかな」って疑問があるんですよ。
んで、そう思うんだけど、そういう人達って「あのバンドのアレやばいよね~」って会話を延々とできるんですよ。
ってことはちゃんと聴いてるんですよ。
時間の使い方がうまいのか、もしくは集中力を保つ能力が優れているのか。
もしくは1日の時間を29時間くらいにできる魔法を使えるのか。
凄いなぁって思います。
長めの前説②
真剣に音楽を聴く時間ってそんなにないんだけど、それでもやっぱり「自分が知らないかっこいい音楽をもっと知りたい!」って欲求は凄くあるんですよね。
んで、僕が前々から思っている持論というか、どっかで聞いた言葉をどこで聞いたも忘れてあたかも自分で考えたかのように記憶しているだけかもしれないんですけど。
「良い音楽を作る人はリスナーとしても最高」だと思っているです。
逆にいえば「リスナーとして最高じゃなければ良い音楽は作れない」とも思っています。
これだな。
これが言いたくて書き始めたんだなこの記事。
「最高のリスナー」も「良い音楽」も定義は人それぞれなので、あくまでも自分基準の話でしかないんですけど。
身近なところでいうとヤブ君とか大澤くんとかツトムさんとかは、やっぱリスナーとして最高だから良い音楽が作れるんだなーって思いますね。
逆にいうと、音楽的なルーツが浅い人が作る人の音楽はあんまり好めないなぁって・・・
その「浅い」の定義も人それぞれだし、まあデリケートな話題ですね。
音楽をやる側である以上、リスナーとしても最高でいたいなぁ。
そもそも100%オリジナルな音楽を作るなんて無理なので、ということは「これまで聴いてきたもの・好きなものをどんな配分で混ぜるか」ってことだと思うんですよ。
料理と近いなぁって思うんだけど。
ってことは良いルーツを持ってないと良い音楽は作れないなぁって。
でもその「良い」って感覚は人それぞれだから・・・という無限ループ。
長めの前説③
んでこれもまた僕の持論なので聞き流してもらえればいいんだけど、好きなジャンルだけに特化してて満足できるのか?説。
音楽の聴き方として、以下の3つがあるとしましょう。
広く浅く
狭く深く
広く深く
はい、わかり辛いですね。
noteって表を挿入できないんだよな。
よっしゃ、これでどうだ。
Aさんは、いろんなジャンルを聴くけど、各ジャンルの知識はさほど深くありません。
Bさんは特定のジャンルについてのみ鬼詳しく、それ以外のジャンルはさほど知りません。
Cさんは、どんなジャンルも鬼詳しい奇人です。
僕は典型的なAさん型ですね。
周りのバンドマンとかライブ好きなお客さんはBさんタイプな気がします。
まれに、ツトムさんみたいなCさんタイプもいます。Cさんタイプは異常です、奇人です。
「好きなものを好きなだけ聴けばいいじゃん」って話なんだけど。
僕はBさんタイプになれないんですよねぇ。
よくSNSの告知やレコードさんのPOPでみる「〇〇好きな人は必聴!!」とか「Funs For 〇〇、✕✕、△△」みたいなやつをあんまり信用できないというか。
だったら〇〇だけ聴いとけばいいじゃんって思っちゃうんですよね。
でもね「〇〇 meets ✕✕」って表現は好きなんですよ。
前述した「これまで聴いてきたもの・好きなものをどんな配分で混ぜるか」ってことですね。
FRUITYでいうところの「OPERATION IVYとSUGAR BABEが道でバッタリ会ったような」ってやつですね。
ここからが本題
んで、音楽の聴き方というか出会い方ってどんなのがあるんでしょうか。
音楽をディグるという感覚がない方、受け身で出会いを待っているだけの方のためにおすすめしたい方法をいくつか紹介します。
ってよくあるものばかりなので、偉そうにいうことでもないんですが。
サブスクでディグる
現代はこれが定番でしょう。
本当にサブスク様様ですよね。
一部のサブスク反対派の方々を除けば、世界中のほとんどの音楽が月額を払えば聴き放題。
本当に素敵な時代だと思います。
僕はapplemusicをつかっているので他のサービスのことは知りませんが「今すぐ聴く」ってところをタップすれば、おすすめ盤が項目別に紹介されているじゃないですか。
単純にそこから聴いたり、あとは各アーティストの関連アーティストみたいなのも表示されていますよね。
そこをタップしていくと、果てしない旅に出ますよね。
これに似たような探し方で、YouTubeでディグることも可能ですね。
外出先で聴いたものをShazamする
僕はShazam使ってないんですが、、
これも便利ですよねー。
前にたまたまスタジオのロビーでかかっていた曲がかっこよくて、シンジくんがShazamしてくれて知ったのがメシオ・パーカーです。
それ以来愛聴しています。
SNSで人のレコメンドをチェックする
Twitterなどで自分の好きな音楽について呟いている人たくさんいるじゃないですか。
人が呟いているのみて気になったら、僕はすぐにapplemusicやYouTubeで検索するようにしています。
ツトムさんのツイートは特に見逃さないようにチェックしてます。
ジャケ買い
CD派・レコード派の人にとっては定番ですよね。
ジャケを見た直感を信じて購入するという一種のギャンブル。
僕はもうCDほぼ買いませんが、ジャケ見て気になったらその場でサブスク検索はします。
んで、サブスクにあったら買いません。
バンド名買い
これもジャケ買いとほぼ同じ、というかバンド名が気になったらとりあえず買うみたいな。
「バンド名がかっこいい=曲もかっこいい」ではないけど、「バンド名がダサい=曲もダサい」はあると思ってました。
思ってましたが、最近は一概にそうもいえないような気がします。
レーベル買い
ジャケ買い・バンド名買いに比べたら、ある程度の安全性は確保されている気はします。
信用できるレーベルがあれば、レーベル買いでも安心ですよね。
でも音楽を買うという概念がほとんどない今、レーベルを気にして見ている人がどれだけいるのかは謎ですが。。
僕はもう全く見てません。
友達から聞く
友達からおすすめの音楽を紹介してもらうのも、昭和の時代からの鉄板なディグリ方ですよね。
僕は最近ではマナブシティから教えてもらったKenta Dedachiってアーティストの曲をよく聴いています。
ライブハウスで観て知る
ライブハウスによく行く方なら、好きなバンドとかの対バンで観て知って好きになるってこと、ありますよね。
僕はそうだなぁ、最近だと・・・特にないや。
ライブハウスではないけど、四星球はフェスで観たのをきっかけにめちゃめちゃハマりました。
最近は体力がないのと時間を効率的に使いたいってのがあって、友達のライブ観にいくときはあんまり目当てのバンド以外は観てないっすね。。
申し訳ないなと思いつつも。。
あ、でもYouTubeとかで一応事前にリサーチはしておくんだけど。
それで興味持てなかったら別にいいかなって。
音源よりライブが良いパターンももちろんあるけど、それを期待して観るのもなんかねぇ。。
あ、でも全然曲知らなくてライブが良かったのは最近だとRIDDLEとRUSHING AGEとBELGAが良かったです。
観ててワクワクした。
まとめ
本題よりも前説の方が重要だった気がしなくはないですが、単純に「皆さんはどうやって音楽と出会うんだろう」ってすごく気になるんですよね。
あ、たまたまの出会いって意味だとSNSはめっちゃありますよね。
SNSをきっかけに知った音楽、いっぱいあるなぁ。
というわけで、こんな感じでバンド活動とは関係ないこともたまには書きたいと思います。
それではまた来週!
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