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『ビール純粋令』

どうも、こんにちは。

神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます。日本のビール界の担い手、前田大作です。

このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。

最後までお付き合い宜しくお願いします。

🍺BeerNote〜15杯目〜


今回のビアノートは、ドイツで制定されたビールの法律についてのお話です。


1516年、4月23日にドイツのバイエルンで
『ビール純粋令』が公布されました。

さてこの、ビール純粋令とはいったい何なのか?


簡単に言いますと、バイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した法です。

       ↓その内容はこちら↓
『ビールは、麦芽・ホップ・水のみを原料とする』
(1556年には、酵母も加えられました)

理由は、ビールの品質向上と、小麦やライ麦の使用制限を抑える為だったそうです。
当時の小麦は、主要な食糧のパンの原料だった為、ビールへの使用を禁止する事で小麦を確保する狙いがあったとされています。

また、下面発酵ビールの原料には大麦麦芽のみ、上面発酵ビールは小麦やライ麦の麦芽を使用すると決められているそうです。


しかしその後、EU発足に際して非関税障壁の問題にぶち当たり、西ドイツ国内への醸造のみ、このビール純粋令が対象となり、国外への輸出ビールや西ドイツへの輸入ビールは適用されなくなりました。


今もなお、従来のビール純粋令に従って醸造しているビールは消費者から支持を受けて、ブランドを守っているそうです。

素晴らしいですね‼︎


最近では様々なクラフトビールや地ビールが増えていますが、
やはり僕も、同じように日本の大手メーカーのビールを大切にしていきたいと思っております。
ビールに対してのイメージが変わってきている中で、
違う方向からビールの美味しさや楽しさを伝えていきたいなと日々考えております。



おっと話がそれちゃいましたが、ちなみに、


今年の10月1日に開催される予定だったオクトーバーフェスは中止になりました…omg
残念ではありますが、また来年開催される事を願いましょう。


最後までお付き合いありがとうございました。


また次回も乾杯しましょう🍻

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