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『フランク王、カール大帝』

どうも、こんにちは。

神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます、
日本のビール界の担い手、前田大作です。

このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
そんなに長文ではないのですらっと読めるとは思いますが、
最後までお付き合い宜しくお願いします。

🍺BeerNote〜6杯目~

昨日はゲルマン人のお話をしましたが、

その後、ゲルマン民族がヨーロッパ各地に大移動し、最大領土(現代のフランス、イタリア、ドイツのルーツ)へと広げたフランク王国カール大帝のお話をします。
実は、日頃皆さんが良く見かけている、
(いや、日頃から見かけてはいないか…)
トランプカードの、
❤︎のキングがカール大帝だと言われています!
ちなみに、
♦︎のキングはユリウス・カエサル
♣︎のキングはアレクサンドロ大王
♠︎のキングはダビデ王

だそうです。ちゃんとモデルがいたんですね〜。


そして、カール大帝はビールの歴史にものすごく影響を与えています。


時代はキリスト教が広がりを見せた中世ヨーロッパ。
大のビール好きと知られるカール大帝は、キリスト教による統治をめざし、各地に教会や修道院を建立させました。
そして荘園令の中で各荘園領主が管理するビール醸造所を設置するようにも命じています。

(※荘園とは、中世封建社会での領主が農奴を使役して経営する私有地で、その経営の単位となった土地を荘園という)
その中でも修道院のビールづくりの役割はものすごく大きかったと言われています。
信仰を深める宗教的な場だけでなく、農作業やビール醸造などの生産の場として人々の暮らしに安定をもらたしていました。
修道院では自分たちが飲むビールのほか、巡礼者や行商人、浮浪者、訪問者のビールも作っていたそうです。

そしてカール大帝もまた、修道院のビールが大のお気に入りだったのかもしれませんね。


修道士たちの努力の賜物は、今日のビールに大いなる影響を与えているのは間違いありません。


今日のビアノートは以上です。
おふざけはなく普通に終わってしまいました。。。


ちなみにですが、
本日、アサヒビールより『マルエフ』が復活します‼︎‼︎
ぜひ一度お試しくださいね!

買ってすぐ飲みたいと思いますが、
一日冷蔵庫で寝かせてから飲んで下さいね〜笑


僕のおすすめの注ぎ方は、二度注ぎです♪
高い位置から注いでコップの半分ぐらい泡を立ててから、泡が少し落ち着くのを待って、、、そのあとゆっくり泡を持ち上げるように注いであげると二度注ぎの完成です!
モチモチでしっかりとした泡と、程よく抜けた炭酸感と麦の甘味があり、最後まで美味しく味わえます!

今日も最後までお付き合いありがとうございました。
また次回乾杯しましょう🍻

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