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『ピルスナータイプのポップ』
どうも、こんにちは。
神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます。日本のビール界の担い手、前田大作です。
このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
最後までお付き合い宜しくお願いします。
🍺BeerNote〜35杯目〜
前回に引き続き、ビールの科学よりメモリングさせて頂きます。
ポップについては触れたことありすが、
今回は、ピルスナービールのホップについてもう少し深掘りします。
ピルスナービールの代表的なビールはチェコのピルスナーウルケルやブドヴァイザーブドヴァーです。
淡黄色で、白く豊かな泡立ち、やや力強い爽快な苦味、ホップの繊細な香り、キレの良さ、外観、香味ともに調和のとれた、
六角形があったらだいたいMAXのビールです!
使われるホップは、ピルゼンに近い世界最高級の優良ホップの産地の一つ、ザーツ地方で栽培されるザーツ種のポップ。
ビール業界では最高級の品質を意味する『ファインアロマホップ』と格付けされ、高価格で取り引きされています。
(他にもたくさんの種類があります)
ザーツ産ホップには、
すっきりとした苦味と豊かな泡立ち、泡持ちの元になるアルファ酸群(フムロン類)、
マイルドな苦味に寄与するベータ酸群(ルプロン酸)
の両者がほどよく含まれています。
さらにビールに香りを与えるホップ精油、ビールに締りとコクを与えるポリフェノール(タンニン酸)などが含まれ、優れた特徴を持つホップなのです。
ザーツ、やるやん?
最後までお付き合いありがとうございました。
しばらく、ビールの科学投稿が続きます。
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