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『多種多様なビール』

どうも、こんにちは。

神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます。日本のビール界の担い手、前田大作です。

このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。

最後までお付き合い宜しくお願いします。

🍻BeerNote〜34杯目〜

今回は、今読んでいる『ビールの科学』という本から抜き出してメモしていこうと思います。


【多種多様なビール】

ビールは古い歴史を持つだけに世界にはそれぞれの地域に根ざした多種多様なビールがある。

原料の選択、ホップの種類や使い方、酵母の種類や発酵の方法、色の濃淡や色調、産地によって分類できる。


原料は大麦麦芽が一般的だが、
・小麦麦芽を使うと酸味の効いた清涼感のある味になる

・麦芽の使用量が多いと濃度の高い香味ビールになる。

副原料として、
・米やトウモロコシなどを使ったものは、ビールのコク味を調整し、さっぱり感が引き出される。

麦芽の焙煎方法を変えると、
・淡色麦芽から濃色麦芽までさまざまに色や風味を変えた麦芽ができ、多様な色調のビールが出来上がる。

さらにベルギーではチェリーやカシスのようなフルーツを加えてたワインやシャンパンのような風味のビールがあり、使用原料によりさまざまなビールを造ることができる。


酵母についても、
下面酵母や上面酵母の使用、あるいは酵母以外の乳酸菌なども発酵に関与する自然発酵など、使い分けによって造られるビールはかなり異なるものになる。



使用される原料によって味の特徴がどういう風になるのか、意外と知らなかった事もありました。

本から学ぶ事は山ほどありますね。。。


また次回も引き続き、ビールの科学から書き出していこうと思います!

最後までお付き合いありがとうございました。

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