『ビールサーバーメンテナンス③』
どうも、こんにちは。
神戸三宮にあるビアパブPUBLIC BAL PACINOというお店で、店長兼、ビール注ぎをやらせてもらったり、神戸ビアクラブの代表を務めさせてもらってます。日本のビール界の担い手、前田大作です。
このビアノートでは、ビールの基礎知識から少しマニアックな内容まで淡々と書いていきます。
最後までお付き合い宜しくお願いします。
🍺BeerNote〜14杯目〜
前回は洗浄方法をお話しました。
すいません、今日こそメンテナンス方法書きます!
今回は少しマニアックな内容となっております。ご注意下さい。
まず、サーバーメンテナンスってどんな事するのか。
というところですが、主に普段出来ない箇所を掃除したりし、劣化した部品交換をします。
僕は週1回必ずメンテナンスをしていますが、月1回でも問題ありません。
それではまず、洗浄タンクを掃除します。
ん? 洗浄タンク??
はい、洗浄タンクです。
全く掃除していない物だと、タンクの底にカビやぬめりがついてたりするので漂白をつけりして綺麗に洗いましょう。
そしてヘッドの部分も分解できるので、ブラシ等で隙間の汚れを落とします。
タンクは毎回使う物なのでしっかり洗います。
カビのはえたタンクを使って水通しするとサーバーにもカビがうつるので気をつけましょう!
洗浄タンクを洗浄したその次の洗浄は、
ディスペンサー用の洗浄液を使ってホース内の汚れを落としていきます。
僕はこれを水でかなり薄めて使っています。
他にも色々種類があるので、探してみて下さい。
これを通して10分程放置。
その後、水通し➡︎スポンジ通し2回行います。
そして、ディスペンサーヘッドとタップを分解して掃除します。
ニットクのタップはここまで分解できるのでブラシを使って優しくゴシゴシしてあげて下さい。
中にある弁棒の汚れが落ちない時は漂白につけたりしてみて下さい。
あと、分解の時怪我をしないようにして下さいね。
※ちなみに、金色のタップを漂白につけるとメッキが剥がれる場合があるのでご注意です。
次はヘッドを分解してこれまたブラシを使って優しくゴシゴシします。
(今回はキリンビールさんのヘッドで説明していきます)
これ、分解する手順と装着する手順が違うので注意が必要です。
あと、ビールが通る棒の回りにワセリンを塗ってあげるとレバーの上げ下げが楽になります。
普段のメンテナンスはこんな感じでやってます。
ヘッドについてるゴムパッキン類はヒビが入ってる事もあるので見つけ次第交換しましょう。
僕が働いてるお店では海外のクラフトビールを沢山扱っていたり、瞬冷機を使ってるのでマメにしています。
瞬冷機をお使いの方は、瞬冷機の周りの掃除もお忘れなく。フィルターは必ず週1回は水洗いしましょうね。
いや〜、やっと書けました。。
最後までお付き合いありがとうございました。
まだまだ書きたい事あるんですが、またどこかのタイミングで書きます。
また次回も乾杯しましょう🍻
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