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しどーの自伝

はじめに

4月29日の夜1時半を過ぎて、ふと自分の誕生日が近づいて来ているということに気が付きました。
私は自分の誕生日というものが昔から苦手です。はっきり言いましょう。私は人に祝われないことにビビっています。寂しい気持ちで誕生日を過ごすことに恐怖を感じています。そこで、考えました、どうやったら祝われるか祝われないかにビクビクしながら残りの日々を過ごさずに済むかを。
そこで残りの日々の気を紛らわせるために、これまでやったことのないことをしようと決めました。まず第一に思いついたのが、寒中水泳でした。しかし、私の誕生日の頃には寒中とは言えない気温になっているので却下でした。次に思いついたのが、目隠しで登山をしようという案でした。
やめました。万策尽きたのでシェアハウスの住人に聞いたところ、全く参考にならない意見をたくさんもらったので、全て無視して自分の自伝を書くことにしました。
そう、この自伝は私が誕生日までの憂鬱な日々の気を紛らわせるためだけに書いた本なので、保存用もしくは観賞用としての利用をおすすめ致します。それでも読みたいんだ、というもの好きな方だけこの先に進んでください。

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