見出し画像

私の音楽遍歴#03 「ギターとの出会い」

「ん?何かネックも弦も太いな〜、なんか思ってたギターの用途と違うけど、まぁいっか」

中学1年の時に初めて触れたクラシックギターが私の最初の音楽体験でした。

ペグが壊れ長年放置された父のクラシックギター(YAMAHA GC-5M 1978年製)を修理し、

最初はカルカッシギター教則本通りにメトロノームに合わせて、基礎練ばかりしていました。

こんな曲が弾きたい!とか、もっと上手くなりたい!などという野心はなく、

覚えた練習フレーズをただただ、弾き続ける日々。ナイロン弦の心地良い響きを奏でるだけで満足してたんでしょうね。


「クラシックギターをピックで弾くのは邪道だ!」と高3の先輩がいつも言っていて、

やたらと右手のフォームの美しさに拘って指導して下さる一個上の先輩がいました。合宿で鏡に向かって矯正させられました。

あと父のお下がりギターは一般的な普及品のクラシックギターですが、個人的には当たり個体だと思っていて、今も愛用しています。


だからでしょうか、今もナイロン弦の音色と、太めのナット幅の握り心地が1番好きですし、

もっぱらフィンガーピッキングばかりで、ピックを使った奏法はあまりやりません。