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家族脳 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか黒川伊保子

1.夫婦脳を読んで収穫があったので、子供が生まれたこともあり読むことにした。
2.著者はAI研究者であり、息子さんを溺愛していることが伺える。本書はエッセイ形式なので読みやすい。家族が円満に生活できる知恵を書いてくれている。
3-1.脳が電気信号のために使うのはエネルギーはブドウ糖のみで、ブドウ糖は甘いものや炭水化物や根菜類に多く含まれている。空腹時に糖質過多の食品を摂取するとインスリンが過剰分泌され、血糖値は急降下してしまう。なので、糖質は、低GI食品(野菜、海藻、大豆製品)やたんぱく質の後に食べると、いきなり血糖値をあげなくなる。野菜から食べるを意識すると良い。
3-2.質の良い睡眠にはメラトニンとセラトニンが大事。メラトニンを安定して分泌させるためには、少なくとも就寝1時間前にはスマホ等の電子画面の電源を切る。セラトニンは夜10時から2時の間が分泌最盛時間。
3-3.男には第2のモテ期が50歳半ばにある。本質的な成功回路に迷いがなくなる。
4.著者は繰り返し男女脳の違いを説いている。女性脳は共感。最後の鈴木おさむの解説もよかった。

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