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【DSAL Interview】SCA所属 Riria選手

  昨シーズン終盤に行われた一般公募予選を見事勝ち上がり、今シーズンからDSALに参加しているSCA。チームは今期Ratingsを中心に活動的な一面を見せているが、チームリーダーを務める Riria から見るDSALとはどのようなものなのか。


1.はじめに


 日頃からDigitus Shadowverse Amateur League(以下、DSAL)をご愛顧くださり誠にありがとうございます。DSAL運営組織委員会です。今回は前回のねぎま選手に続いてSCA所属のRiria選手にお話しをお伺いしました。今シーズンから参加しているSCAのDSALに対する印象や、DSAL参加をきっかけに変わったことなどさまざまな質問を問いかけるとともに、Riria選手の素顔についても迫っていきたいと思います。

 Riria選手といえば、今期Ratingsの第12期前半戦のやりこみ王、Shadowverseに対するモチベーションが人一倍高いことでも知られています。また、JCGでも優勝をはじめ高いアベレージを残しており、チームリーダーとしてSCAを引っ張っている存在です。

 今シーズンから参加しているDSALでもここまで3勝0敗と好成績を残しており、今度の活躍にも期待がかかります。

【選手実績】
  JCG 優勝 1回 
  Ratings for シャドウバース 第12期前半戦やりこみ王

2.DSAL参加を経て


インタビュアー:Clara


—それではインタビューの方、はじめさせていただきます。よろしくお願いいたします。

「お願いします」

—まずお伺いしたいのですが、DSALに今シーズンから参加していただいております。きっかけみたいなものはあったんですか?

「はい、実はDSAL参加前にSCAは解散の危機に陥っていたんです」

—え、そうだったんですか。

「ええ、ですのでチームを救うためにDSALに参加したいなと思っていました。やはりDSALに参加しているチームだと公募でも人が来やすいのではないかと思ったんです」

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昨シーズンの一般公募予選を勝ち上がったSCA

—なるほど。たしかに、DSALに参加したいと思っていただいている方の声はちらほらと目にします。

「あとは、シンプルにレベルの高い選手と競い合う環境で自分たちのレベルアップを図りたかったというところですね」

—参加されている選手の方はどなたも相当な実力者ですからね。

「はい、実際に参加してみてそれはとても感じるところです」

—なるほど。そのほかに参加してみて変わったなと感じる点はありますか。

「まずひとつにチームの人員増加ですね。これは先程言いましたようにDSAL参加の目的のひとつだったんですが、これには上手くいった印象です。DSALに参加してからメンバー公募には目に見えて多くの応募が来るようになりました」

—それは我々としてもうれしい限りです。

「一般公募予選の際には人数が10人もいなかったのですが、今では19人のメンバーがおり、チームとしての質は向上したと思います」

—それはまたずいぶんと増えましたね(笑)

「はい(笑) また、DSALに参加した事でメンバーのモチベーションが高く保たれているので、参加できて良かったと思っています」

—チームのモチベーション維持に貢献出来ていてうれしいです。

「こちらこそありがとうございます」

—ちなみにグループ内に注目しているチームとかってあったりしますか。

「チーム内では同じく新規参入チームの黒の騎士団様の話題がよく挙がっている印象です」

—黒の騎士団は前回配信卓にもあがりました。

「はい。謎に包まれているので気になりますね。また、個人的にはREV様が国際的なチームということで普段どのように調整等を行っているのか気になります。」

—確かに、REVさんにもいつかインタビューしてみたいところです。

「興味ありますね」



3.BO9環境への適応


—DSALで初めてBO9というフォーマットに触れたと思うのですが、BO3と比べてみてどうですか。

「やはりBO3とは全く違う戦略が必要になるので難しいですね」

SCAさんといえば、やはりRatingsの活躍が印象的です。一般公募予選もそうですが、BO3という競技シーンでは慣れがあると思います。やはりそことはまた違いますよね。

「全然違いますね。BO9に早く適応したいです」

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チーム勝利数ランキングでも上位に食い込む

—多くのチームがそうだと思うのですが、やっぱりRatingsとDSALの両立ってなかなか難しそうですね。

「そうですね...一応Ratingsの戦績等も考慮してDSALに臨んでいるのですが、先ほども言ったようにBO3とBO9ではデッキ構築や投げ順等の戦略が異なるので、そこにまだ慣れず難しいと感じています。また、Ratingsをやり過ぎてDSALのための調整はあまりできていないので、そういった時間の確保も難しい点だと思います」

—ここ最近でプロになる方を見ていてもそうですが、やはりRatingsでの結果がひとつShadowverse界隈の中での大きな実績になっています。競技者としてそこに注力するのもうなずけますね。

「そうですね。ただ個人とチームという全く別のベクトルの大会なのでこちらはこちらで楽しめています」

—ありがとうございます。



4.チームに対する想い


—話は変わりますが、Riria選手はRatingsの試合数が多いとお伺いいたしました。実際、前半戦ではやりこみ王も獲得されています。BO3での経験がBO9で活きてきているなと感じる部分はありますか。

「もちろん、Ratingsでの積み重ねが活きてきているなと感じる部分は多いです。デッキ自体の練度もそうですし、今期は特に多くの対面と対戦出来るので、多様なデッキとの対戦はDSALに大いに活きてきていると思います」

—なるほど、今期はBO3にも持ち込まれる強いデッキでBO9を行うことが出来るというところが一つBO9の面白さを高めていますね。

「はい、BO9でも担い手の実力が出ますね」

—その成果もあってか、DSALでは個人3勝0敗です(第3ラウンド終了時点)。リーダーがチームを引っ張る理想的な形だと思うのですが、BO9の試合中ではRiria選手が指揮官となる形ですか。

「基本的に試合中は通話をしていますが、学生メンバーが多く、家族との兼ね合いもあり、自分も含め聞き専のメンバーも多いです。そんな中 sk. や まうたく を始めとした声を出す事ができるメンバーが指揮を取っているように感じます。最終的な判断は自分に任せて貰っていますが、彼らの存在は大きいです」

—なるほど、チームメンバーの事情に合わせて臨機応変に対応されていますね。普段のチーム通話も活発なんですか。

「はい。基本的に毎日夜に通話を行っており、文面上での意見交換等も含めると多くのメンバーがほぼ毎日浮上しています」

—メンバー含め、活動的なチームですね!

「ありがとうございます」



5.今後について


—現在DSALは第3ラウンドまでが終了しました(SCAは現在3位)。またRatingsは後半戦、ミリオンカップも控えています。今後のRiria選手、そしてチームの抱負をお聞かせください。

「個人としてはRatings杯出場を目の前の目標だと思っているので、現在開催されている第12期後半戦ではそれが叶うよう、全力で取り組みたいと思います」

「チームとしては他のチームに比べるとまだまだ実績も少ないので、JCGやRAGE等の大会で好成績を納められるように精進したいと思います。
また、DSALでは個人賞の受賞、そしてチームでは優勝を目指して全力で戦います。」

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初参戦ながら3位と好調のSCA
追いかける上位はポット1の2チーム

—ありがとうございます。モチベーションの高さは誰もが知るところだと思いますので応援しています!

「ありがとうございます」


6. 終わりに

 いかがだったでしょうか。今後DSALに参加したいと考えてくださっている方々にとっても有益なインタビューになったのではないでしょうか。DSALをきっかけに活発化するチームが増えていくと嬉しいです。今後もこうした注目選手へのインタビューは続けていきたいと思います。

 また、話は変わりますが、今月30日にDSAL×屈辱の『決闘者リーグfor DSAL』が開催されます。こちら豪華な配信者の方々に加え、予選枠もあるようです!是非ご参加ください!

【大会概要】


【予選会】