自律神経を乱しやすいタイプは?

現代社会では多くのストレスを感じやすいですよね。

その対処がうまくいかないと、自律神経のバランスが乱れ、
倦怠感や抑うつ症状など、様々な不調が起こります。

自律神経を乱しやすい人のストレスの受け止め方は、大きく2タイプに分けられます。
その特徴に当てはまる人は考え方のクセを改善するとストレスを軽減できるかもしれません。

自律神経を乱しやすい「神経症タイプ」と「過剰反応タイプ」

①神経症タイプ
ささいな出来事や人間関係のストレスに強く反応し、ストレスを大きく膨らませてしまうタイプです。
やる気の低下、慢性的な疲労感などが出やすいですが、重い身体症状が出ることはあまりなく、メンタルの不調が出やすいです。
不安や緊張が強く、イライラや落ち込みに悩みやすい方が多いです。

物事を0か100か、良いか悪いかの両極端で捉えるため、一度「嫌い」と思った人とは接する時間すべてがストレスになります。

また、ネガティブ思考で、「〜すべき」といった思い込みが強いので、自分にも他人にも厳しくなりがち。

"完璧な人間などいない"と考え、苦手な部分と許せる部分とを分けて捉えてみてください。偏ったものの見方に気づき、「別の考えはない?」と見直してみるのも大事です。

②過剰適応タイプ
「何事も完璧にこなしたい」「目標を達成したい」と思うあまりに頑張りすぎてしまうタイプです。
自分はストレスに強いと思い込んでいるので、休みたい、眠りたいという欲求を封じ込めてしまい、心よりも体に不調が表れます。
頭痛、下痢や腹痛、生理不順など、症状は様々です。

心の底では「自分の存在を他人が受け入れてくれる」という自信が持てないので、高い評価を得たくて無理をしがちです。

「不完全でもいい」「ありのままの自分でいい」と今の自分を捉え直し、全力で頑張らない"ちょうどいい加減"を見つけるよう意識してみましょう。


神経症タイプと過剰適応タイプの両方を持っている人もいるので、心と体の両方に負担が来ている場合もあります。
実は私も両方当てはまっています。

自分の考え方のクセに気づいて、少しでもストレスが減らせるようにできると良いですね。

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