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「空振」と「振動調整法」

先日、トンガの大噴火で「空振」という言葉がニュースで取り沙汰されていました。衛星から映し出された動画を見ると、地球がため息をついているようにも見えました。いわゆる「衝撃波」のことで、空気の振動で、津波が生じたり、爆風でガラスが割れたりするものです。このニュースを聞いてすぐに思いついたのは、PCRTで長年使っている「振動調整法」と同じメカニズムだということです。もちろん、人間が作り出す「振動刺激」なので、とても微細な振動です。しかし、その振動刺激で「生体エネルギーブロック」、すなわち症状に関係する「誤作動信号」が消去されることは、長年の臨床研究で明らかです。

これは、アクティベータ器というカイロプラクティックの施術器具も同じ原理です。アクティベータ器から繰り出される衝撃波が、目には見えない誤作動の神経信号、波長を変えて、症状に関係している生体の電気的信号を正常化して、症状の改善に導いているのです。私はアクティベータのセミナーを開催して以来、カイロプラクティックのみならず、さまざまな施術法の施術の本質的作用は「刺激」であり、「振動」であると伝え続けています。

その振動は、空気中の波を通じて津波を生じさせるような振動から、手をかざすだけの超ミクロな振動でさえも電気的信号が発信されていると言われています。さらに、意識、意念でもその振動が伝わるということは、臨床研究では実証済みです。目で確認できるレベルではないので、現在のところ科学的な証明はできませんが、あらゆる物質の最小単位のクオークと呼ばれる素粒子も「波」「波動」の性質があるということが、量子力学の最先端の学者達の間でも当たり前のように語られています。

このようなことから、我々の施術の本質は「振動」であり、「エネルギー」であり、何らかの効果があるとすれば、生体を隈なく流れる生体の電気信号が変化した結果であると私は確信しています。そして、我々のような自然治癒力を高める施術で効果を引き出すためには、「身体をエネルギー的に診なければならない」と主張し続けているのです。いつかそのことが科学的にも証明され、当たり前のように語られる日が来るだろうと私は夢見ています。そうすれば、さらに多くの人たちへの健康に貢献できると考えています。

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