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生体信号の「混線」を調整してラクになる

脳といえば、白子のような塊を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?目で確認できる脳の塊を「ハードウエア」、目で確認できない電気信号のネットワークを「ソフトウエア」として説明します。ハードウエアである脳の構造の一部が欠損すると、その領域の関わる身体の働きに障害を受けることは周知のとおりです。一方、ソフトウエアの問題は、ハードウエアに問題がなくても生じてしまいます。ソフトウエアの問題の多くは信号の「混線」です。パソコンに負荷を掛け過ぎたり、変則的なことをしたりすると、固まって動かなくなりますが、部品の交換をしなくても、大抵は再起動で改善します。

ファミリーカイロで様々な症状が改善するのはなぜでしょうか?それは、生体信号の「混線」を特定して、再起動させているからです。目には見えない「誤作動信号」や「誤作動記憶」の調整ですので不思議に感じられる方も少なくないと思いますが、生体信号の「混線」を特定し、調整することが根本的な改善へとつながります。身体構造に問題がある場合は病院で検査していただく必要がありますが、慢性症状の始まりの多くが、この目には見えない生体信号の「混線」から始まっているようです。

最先端の脳科学でもいわれているように、脳は神経細胞ネットワークを作る電気信号の「塊」でもあるということを知ることが大切です。ハード面に問題がある場合は病院での治療が必要ですが、身体構造のハード面に問題がないのに、不調がある場合はソフト面の問題です。誤作動信号のプログラムを引き出して、再起動させるような調整が必要です。ただし、脳は複雑なので一回の再起動で完治するという訳にはいきません。信号の混線が複雑に絡まっているケースも少なくはありません。もつれた糸をほぐすように、施術を繰り返すことが必要です。

特に肝心なのは「無意識の信号」を引き出して調整することです。「無意識の信号」は気づかないうちに「意識の信号」と衝突し、身体の働きをコントロールする「神経信号」と混線してしまいます。それが身体の働きに不調を生じさせる原因の一つになるようです。当院では、信号の混線を解きほぐすように調整を行なっています。神経信号の混線は知らない間に生じてしまう傾向がありますので、症状がなくても、メンテナンス的に調整することがお勧めです。健康維持のために、ご自分のペースでご利用いただければ幸いです。


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