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先々々々週の國松

先々々々週。

2020年1月16日。

三省堂書店神保町本店で、ぼくは、鬼才・國松と対談した。



対談のあとの懇親会でぼくは、ちょっと自慢してみた。


ぼく「こんど、4月に、2冊同時に教科書を出すンですよー!」


國松は、いっぱい教科書出してるすごい人だ。しかもいい本ばっかり。ぼくは彼の著書を片っ端から読んでる。今はこれを読んでいる。

……でも、ぼくだって、本は出してるわけで。

ここは少しでもアピールしとかなきゃ!



そしたら國松の顔が一瞬、シブくなった。


國松「あーあ。○○○○のせいでさぁー」


するとゲス立(あだ名)は笑って応じた。


ゲ「いいじゃないですか(笑)」


國「内科学会にあわせて4冊のはずだったのにさあー!」


ぼく「は? 4……さつ……?」




話を聞いてみると、國松は、4冊同時に教科書をリリースする予定だったらしい。ところがそのうちの1冊の出版予定がうしろにずれてしまった。そのため、同時リリースが3冊になり……



國「3冊同時に出した人は過去にいるんだよォー! だから4冊狙ってたのになァー!!!!」


ぼく「教科書って狙って出せるものなんですか?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????」



ちなみに彼はぼくとほぼ同い年である。



(来週に続く。)