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「9-nine- 新章」感想、そして9-nine-シリーズ完走の総括

ネタバレ注意!




9-nine-シリーズ最新作、「9-nine- 新章」を完走した。例の通り、俺が友人3人に配信という形での計4人プレイ。リアルの都合で前作から時間が空いてしまったが、ようやくプレイすることが出来た。

本作は伏線回収や後日談をメインにしており、定価の安さや全年齢版からも「最新作というよりはちょっとしたおまけDLC作品」とした印象だった。まぁ4作目が思いっきり本筋のストーリーの〆に走ってたし、その次の作品でさらにボリュームが大きくなるとは思えなかったから妥当よな。

本記事では収録された計6種類の短編ストーリーを順にサクサクッと感想を述べていく。サクサクッとね。出来たらいいな。




んじゃまず1本目、都覚醒ルートから。

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いやまさか都が翔と与一の能力を全吸収するとは思わんかった。

本作通して都は最も精神力が弱いと思ってた。正義や責任感はあるけど、他の要因が絡むと矛盾を認識しちゃって、自分の信じる道が揺らいでしまう節があったから。引っ込み思案な性格も足を引っ張っていた。

だから、「翔くんを苦しめるな」という自身のエゴに従って、全能力吸収というゴリゴリのパワープレイに出たのを見て「成長したなぁ・・・」と後方腕組みしちゃったよ。




それじゃ次2本目、都ルート後日談。

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夏祭りかぁ~~~~~~~~~~!!!

いや~~夏祭りはアカン。今の御時世で夏祭りはめちゃくちゃ刺さる。
暑いのは苦手だけど、夏特有の雰囲気というか、何か面白いことがあるから大好きなんだよな。この時のVCが「夏祭り行きてぇ~~~!!!!」の叫びで一杯だったし。

そして都の浴衣姿よ。これはガンに効く奴だ。夏祭りの雰囲気との相乗効果でエモさがとんでもないことになった。
喧噪をバックに、都と一緒にたこ焼きを食べ歩きしたり、花火を見たり、屋台を眺めたり。最高じゃん・・・

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や~、嫉妬深さに気づいちゃったかぁ~ふくれ顔かわいい~~~




ほいじゃ3本目。天ルート後日談。

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「そうはならんやろ」『なっとるやろがい!!』

マジで予想の斜め上をぶっ飛んでいった。さすが天だ。

しかも箸もスプーンも天の分だけ。絶対にあーんしかしないシステム構築しちゃってんじゃん。こんな悩殺ナースのコスプレ3000円で売ってたってマジかよ。白巳津川市やべぇ。翔はちゃんと毎日着させてご飯一緒に食べててくれ。

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その発想は無かった。天才。




さて4本目。春風ルート後日談。

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これ全年齢版ですよね!?!?!?

完全に忘れてた。そういえば春風バチバチにエロかった。全年齢とR18の境界線をウッキウキの笑顔で反復横跳びしてた。

それはそれとして、このルートの恋愛って初々しさが一番あって、見てて楽しい。勢いで海に来たものの、結局やることに困って。でも雰囲気は良くて、ずっとくっついて海を眺めてる。

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いいですね。じんわりと心が満たされていく。




さぁ5本目。希亜ルート後日談。

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お団子キタ━━━━';・(゚Д´(〇=(゚∀゚)=〇)`Д゚)・;'━━━━ッ!!!!

コスプレ&ゴミ拾いイベでまさかお団子拝めるとは思わなんだ。このコスプレ衣装とんでもねぇな・・・フリル多いし青色が良い味出してるしもうなんかやべぇわ・・・

メンタルが超高速で破壊と再生を繰り返す体験ってあるよな、ガリガリガリッて音を上げてメンタルが壊されるけど同時にリジェネで回復するやつ。
アレ。アレが1時間くらい続いた。

いやだってねぇ。みんなで焼肉行った後の希亜が翔に「またみんなで行きたい」って言った後にこれっすよ。

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その顔と甘い声とセリフは卑怯だろ。「卑怯とは言うまいな」の葦名弦一郎が卑怯だって言うレベルだこれは。声にならない叫びが出ちゃったから友人に「なんか被弾してる奴いねぇか!?」ってツッコまれた。正直この記事書いてる今でも感情がクソほど爆発しそうだ。嗚呼クソッタレ、希亜かわいいな。

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計算して甘えてゴリ押すのもテンション高いのもかわいい。俺の中の絶叫マーモットが叫びたがってるんだ。




・・・6本目。本当の後日談。

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この手の話は「何もなかったことにする」パターンがよくあるから、プレイヤーと翔の接触を切るというのはまぁそうなるよな、って印象だった。
9-nine-全体のクロージングとしては申し分ない幕引きだった。

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アーティファクトに頼らずとも、また皆と仲良くなる。翔の決意が実を結んだこの1枚絵はとてもよかった。心なしか、自身の目頭に熱が溜まったように感じた。本当によかった。




という訳で、1ヵ月強にわたった9-nine-シリーズはこれにて了。せっかくなので、もう少しだけ書くことにする。まぁ完走した感想って奴。そろそろRTA in Japan始まるしな。

仲のいい友人とエロゲーをするというのは、下の動画が元ネタだった。

にじさんじ始めVtuberは気が向いた時しか見ていないけど、このまとめは面白すぎて何回も見た。ドリクラ配信を見て、性癖も何もかも全開にしてギャーギャー言いながら友達とノベルゲーやADVをやってみたかった。
「ここの選択肢どうするよ?」「上だろJK」「いや待て下もアリだな・・・」って悩んだり、ヒロインの反応に「エロすぎんだろ・・・」「これは我々を殺しに来てる」って騒いだり。

個人的なベストバウトは天を受け入れるか否かの選択肢だったなー。
感情の壊れ方で言ったらやっぱりこのシーンが挙がる。1時間近くずーっと考えて、「絶対に後悔しない」って考えて選択したはずなのに、天の顔を見て罪悪感に押しつぶされて、ただひたすら喚くことしか出来なかった。

あと希亜に関しては、正直あそこまでドハマりするとは思わなかった。性癖における最適解をあんなに正確無比に当ててきたのは初めてだった。俺はクーデレやツンデレに弱いことがよ~~~~く分かったよ。


総括。

記憶に残る素晴らしいゲームでした。制作陣、キャストの皆様、そして9-nine-1作目をプレゼントしてくれた兄に感謝を。


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