言葉の掃き溜め【白い悪魔】
白い悪魔が今日も囁く
時の流れだけは早く
喉も渇く 都会の砂漠
気づけばまた日が変わる
始まりは些細な選択
そこから一気に転落
未だに底が見えない奈落
悪魔の快楽 天使も堕落
求める快感 何度も体感
歩き続ける死への階段
毎晩部屋で1人迷走
抜け出せないこの迷路
金と命も残り僅か
それでも引き換える白い粉
起きたまま夢見る瞬間
これに溺れ 今じゃ習慣
無くなると見えない集団が
襲いかかる恐怖に怯える
食事もいらない 心も満たない
現実逃避にはこれしかない
夢の中に出てくる少女