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市販コーティングってホントに効果ある?実際に使ってみた!

こんにちは。自動車ライター/インストラクター/ジャーナリスト/ドラマーの齊藤優太です。

カレンダーでは師走なのに暖かい日が続いたり、急に寒くなったりするなど、気候に悩まされる日々が続いていますね。

気候に悩まされると、服装に困ったり、洗濯のタイミングが難しかったり、洗車のタイミングを見極めたりするが大変だったりします。

この記事を読んでいる人の中には、"車を汚れたままにしておくのはイヤ!"という方もいるでしょう。私もそのひとりです。

個人的な話になってしまいますが、私は車が汚れたままになっているのがイヤで、雨が降った翌日や翌々日、ホコリや汚れが蓄積したときは洗車します。

そして、洗車するたびに、ボディ、ガラス、ホイール、樹脂パーツなどを市販のコーティング剤を使いながら拭き上げています

ところで、カー用品店などでも売られている市販のコーティング剤は本当に効果があるのでしょうか。

今回は実体験と共に車の市販コーティング剤について考察します。


コーティング剤を使う意味

そもそも、車にコーティングを施工するのは、車の見た目をキレイにしたり、塗装表面を保護したりするためです。また、コーティングを施工することで汚れが付着しにくくなるため、次回の洗車が楽になるのもメリットです。

しかし、車の見た目をキレイにするだけなら洗車だけでも十分です。また、塗装表面を保護するためであればワックスでも問題ありません

では、あえてコーティングを施工する理由は何なのでしょうか?車に施工するコーティングについて深掘りしていきましょう。

2つに大別される車のコーティング

車に施工するコーティングについて調べてみると、「ガラス」と「樹脂系」に大別されるそうです。それぞれの特徴をまとめましたので紹介します。

ガラスコーティング

ガラスコーティングは、文字通りボディにガラスの膜を作るコーティングです。ボディがガラスの膜で覆われるため、塗装面の耐久性が高くなります。また、ガラスコーティングの被膜は非常に硬いため、コーティングの効果が長続きするのも特徴です。

ただし、施工は難しく、失敗すると取り返しがつかないことになることがあります。そのため、自分で施工するのはリスクが伴うといえるでしょう。

また、業者にガラスコーティングの施工を依頼すると、費用が高く、数日間車を預けることになります。

ポリマー系

ポリマー系は、樹脂系コーティングとも言われるコーティングです。フッ素やシリコンなどが主な原料となります。また、ガラス繊維が含まれているタイプもあり、ガラス繊維が含まれているコーティングは「ガラス系コーティング」と呼ばれます。

施工はガラスコーティングより簡単で、失敗のリスクが低く、費用もリーズナブルです。

ただし、ガラスコーティングより持続性や耐久性が低く、こまめなメンテナンスが必要となります。

個人的に使っているのはポリマー系

CCI スマートミスト

個人的に使っているコーティング剤「CCI スマートミスト」の成分を見ると、「ガラス系ポリマー」「フッ素系ポリマー」と明記されていました。つまり、ポリマー系コーティングを使っているということになります。

また、ボディ以外の部分(窓、樹脂パーツ、ホイールなど)にも使えるのも魅力です。さらに、価格も手頃であるため、洗車のたびにスマートミストを使ってあらゆる部分を拭き上げています。

キレイな状態を維持したいのであれば、ガラスコーティングの方が良いのでは?と思われるかもしれません。

ですが、私は、頻繁に洗車して、汚れを落とし、コーティングによるツルツルした手触りを感じたいのです。そのために、手頃な価格で施工しやすいポリマー系コーティングを使っています。

コーティング剤の持続性

私が使っているポリマー系コーティングは、長くて数ヶ月にわたり高価が持続します。しかし、雨が続いたり、台風のような強い雨風に晒されたりすると、すぐにコーティングの効果がなくなります。

コーティングの失敗談

最初は自分の好みのコーティング剤を探すためにあらゆるメーカーのコーティング剤を使いました。

そして、「スマートミスト」にたどり着きました。今では、その撥水性やツルツルした手触りに大変満足しています。

しかし、撥水性であるため、雨上がりの水滴に注意しなければなりません。水滴を放置し、そのまま乾燥すると、あっという間にウォータースポットができます。

過去に、雨→曇り→雨→雨→晴れ→雨のような天気のとき、「どうせ、また雨が降るならそのままでいいか」と放置したら見事に斑点ができました

このようなことにもなるため、撥水性のコーティングをしている方は十分に注意してください。

ワックスではなくコーティングを選ぶ理由

さて、冒頭にもお話しした「コーティングを選ぶ理由」についてです。あくまでも個人的な見解であるため、ここに記載したことが必ずしもあっているという保証はないのでご注意ください。

ワックスとコーティングの違い

・施工のしやすや(コーティングは濡れたボディにコーティング剤を吹き付けて拭き上げるだけでいい/ワックスは拭き上げてからワックスがけをする必要がある)
・施工できる箇所の多さ(コーティングはボディ、窓、樹脂パーツ、ダッシュボード、ホイールなど、車全体に使える/ワックスはボディのみ)
・持続性(コーティングは雨が降っても効果はが持続する傾向がある/ワックスは雨で落ちてしまうことが多い)

このような理由により、ワックスではなくコーティング使っています。

ガラスコーティングではなくポリマー系コーティングを選んだ理由

被る部分もありますが、ガラスコーティングではなく、ポリマー系コーティングを選んだ理由も紹介します。

・施工のしやすさ(ポリマー系は乾燥を待つ必要がない/ガラスコーティングは施工後の待ち時間が長い)
・施工できる箇所の多さ(ポリマー系はボディ以外にも使える/ガラスコーティングは使える箇所が限られている)

このような理由により、あえてポリマー系コーティングを使っています。

特徴やメリット・デメリットを把握してコーティングは選ぶと良い!

車のコーティングは、ガラスコーティングとポリマー系コーティングに大別され、それぞれに特徴、メリット・デメリットがあります。これらを理解し、自分にあったコーティングを選ぶのがよいといえるでしょう。

最後に、ちょっとしたアドバイスをするのであれば、コーティングはポリマー系で十分だと思います。もし、私が本格的に車のボディの保護をしたいとなった場合、おそらくプロテクションフィルムを選択するでしょう。

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