秋月

アラフォーなおひとりさまによるエッセイ置き場。ちょっと長めの文章を書きます。何かを深く…

秋月

アラフォーなおひとりさまによるエッセイ置き場。ちょっと長めの文章を書きます。何かを深く考えたり分析したり、しんみりする世界観が好きです。音楽を聴くことも好きです。

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自分として生きるために選んだ原点回帰(自己紹介)

はじめましての方ははじめまして。記事に興味を持って頂いてありがとうございます。秋月と申します。自分らしく書ける場所を求めてこちらに来ました。ちょっと長めの記事を書きます。 高校生の頃から文芸部に所属し、文章を書き始めました。詩や小説、エッセイなど、いろいろ書いてきました。ひとつを始めればひとつがうまくできなくなったりと不器用です。最終的にはエッセイに留まることになりました。 自己紹介HN:秋月 世代:アラフォー 平成レトロど真ん中世代です。 おひとりさまです。子持ちでは

    • こういうのを人は「丸くなった」と呼ぶのかもしれないけど

      意味を読み違えないまっすぐな表現、奥行きがあり解釈が幾通りもできる表現。実際にはどちらの方がいいのだろうかと悩むことがあります。もちろん小説であるなら答えは後者のことが多いのだろうと思います。情景描写、心情描写こそがその小説での人物の陰影をつけるからです。 となると、その感情に対して答えを作ってしまうようなテストはその風情のようなものを全くわかっていないということになります。高校の教科にある現代文、私はあれがけっこう苦手でした。情景を読み解いたり、感情に名前を付けるのは自分

      • 思い切って欠点を裏返してみればいい

        「欠けたものがあるやつはいい」「欠けていても周りを見て普通に振舞おうとしているお前たちのようなやつらだ」みたいなことを【推しの子】に出てくる劇団ララライの関係者が言っていたのを何かの拍子に思い出しました。これはアイという母親を目の前で殺されてしまったアクア、両親が心中し施設で育った姫川大輝に対しての言葉です。 生まれつきでも後天的にでも、どこにも欠けていない存在というのはいません。だけど人よりも特に恵まれていない環境で生きてきた人というのは必ずいて、おそらくはその欠けている

        • 欲しい言葉で音楽を選ぶ

          そのとき私はずっと悩んでいました。完全に自信をなくしかけていたのです。何をやってもだめでした。新しく手を打とうとしてもほとんど響きません。私に何か問題があって、今こうした事態を引き寄せてしまっているのかと気付きました。 これは私にとって大きな人生のテーマでした。いや、正確にいうのならむしろはまりやすいと落とし穴と言った方がいいのかもしれません。いつもここでループするお決まりのコンプレックスだからです。 そんな折に頭の中でぱっと思いついた曲がありました。これはBUMP OF

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        自分として生きるために選んだ原点回帰(自己紹介)

          うらやましさが色を変える時に

          数ある感情の中で、嫉妬という感情を抱くことが一番苦手です。怒りや悲しみなどわかりやすいものとは違い、なんというか心の中で重くわだかまってうねうねとのたうっている様子がどうも気持ちが悪いと感じてしまいます。いろんなものが混ざっているからでしょうか。 到底及ばないことへの怒りなのか相手への怖れなのか、自分自身への恥ずかしさなのか。泣きそうになるくらいの悔しさなのか。いつだったかできてしまったコンプレックスや、その時の心の傷などが一気に蘇ってしまうからなのか――自分でもよくわから

          うらやましさが色を変える時に